キノコの世界14
燃えるような夕焼けの中、ひらひらと舞う蝶の翅が気流を掴む。
目を細める少女の頬を暖かい風が撫ぜる。
「これ、何処へ向かってるのかしら?」
既に、森のように広がっていたキノコ達は見えなくなっていた。
「さようなら・・・・・・ジャパン」
勘違いしたまま、少女は思い出を胸に新たな世界へ旅立った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
140字小説です。
Twitterで毎日一話更新してます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://twitter.com/A_S_17697879
アルファポリスではこれまで書いた140字小説と挿絵がまとめて読めます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/596642125
「あなたの心を揺さぶる物語を。」 あなたの感情がもし動かされたなら、支援をお願いします。 私達はあなたの支援によって物語を綴ることができます。 よろしくお願いします。