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uenomanga
【映画】日本の原子力発電について、もう少し理解を深めたいと思ったらー『東京原発』
先日は台風予報だったので、
自宅で邦画を見ました。
『東京原発』
2004年の作品で、役所広司を主人公に
岸部一徳、段田安則、平田満、吉田日出子。。。
層々たるメンバーです。
あらすじはネタバレになるので、詳しく記載しませんが、
東京都知事である役所広司が
東京に原子力発電所を誘致しようという驚愕の計画を
都庁幹部が会議で聞かれる。
都の幹部は困惑しながら、徐々に様々な議論がおこなわれながらも、
テロリストに狙われている。。。。
というものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1663679137125-7IRSYpR1Qo.jpg)
何が凄かったかというと二つ
ひとつ目は、原子力発電のことがわかりやすく説明されています。
2004年の作品ですので、
もちろん東日本大震災と原発事故はこの作品の後の出来事。
ですが、映画を見ていると、ここで語られていること
特に原子力発電所がなかった場合の、
日本の電力のことやエネルギー政策について詳しく語られ、
とてもわかりやすい。
そしてこの映画で語られているリスクが
そのまま今、現実になっているのに驚きます。
そして二つ目が、テロリストの様子。
若い学生のようなテロリストが
プルトニウム燃料を載せたトラックをハイジャック。
彼が手にしているのは、自作の拳銃。
動機は違っていても、自作の拳銃の形や
テロの方法が先日の元安倍首相の命を奪った犯人と同じでした。
今から18年前の映画が、
今をまるで予測していたようで、驚いたのは間違いありません。
『Fukushima 50』もものすごく考えされられる作品ではありましたが、
この作品『東京原発』も
まるで未来を予知していたかのような映画作品でした。
110分で見られる作品です。
もしご興味があれば。