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【銭湯】東京銭湯 お遍路巡礼 杉並12 第二宝湯
毎日寒い日が続きます。2月になりました。まだまだ寒い日が続くそうです。こんな時こそ、銭湯でしょ!
2022年に入って、銭湯好きな趣味を何か目標立ててみたい。と思い、銭湯お遍路巡礼なるものに挑戦しています。実は東京には数多くの銭湯があるんです。500円コイン1枚で、心も身体も芯から温まる、そんな銭湯の記録です。
過去の記事はこちら↓
本日は杉並区の第二宝湯さんです。
第二宝湯
東京都杉並区本天沼2-7-13
最寄り駅:JR中央線荻窪駅 バス停 稲荷横丁すぐ
営業時間:15:30〜24:00
定休日:金曜日
第二宝湯さんは、実は何度もリピートしているほど、大好きな銭湯。今日は水曜日。杉並区は65歳以上の住民が100円で入浴できる火曜・水曜にふれあい入浴を行っているので、水曜はご老人で賑わいます。
私が訪れた時も、可愛いおばあ様方が数名いらっしゃいました。お風呂に入ると、一人のおばあ様がこちらを見てニコニコしていらっしゃいます。1つあけて座ったのですが「シャワーの温度がちょっとぬるいわね、いつもだと熱いから今日は少し早い時間に来たのだけれど、ちょっとまだぬるいね」と声をかけてくれました。コロナ禍なので、黙浴推奨なのですが、こうやって声をかけてくれる方がいらっしゃるのは銭湯の醍醐味です。
湯舟は4つ。ジェットバス・バイブラバス・電気風呂(これが強烈です!)そして水風呂です。水風呂以外はお湯はつながっていると思います。温度計は42度を指しており、3つともちょっと熱めのお湯です。そして何よりも電気風呂の電気が強い!ちょっと入るだけで身体がぴくぴく反応し、電気が流れている箇所に座ると、まあすごい。身体が意識していないのにどんどん反応するのです。この電気の刺激は寒くて凝り固まった身体に効く気がします。そして電気風呂の横には水風呂があります。かなり冷たいお水です。私はここの水風呂も好きで、熱いお湯+水風呂を何度か繰り返すと、サウナに入っている時の様な「ととのった」感じになり、全身の力が抜けた~となるのです。
例のおばあ様が、ジェットバスに入った時にまた声をかけてくれました。黙浴推奨なので、お互いタオルを口にかぶせて小声の会話です。おばあ様は「この年になるとね、結構独り者が多いのよ。家でお風呂を掃除して沸かしてとなると億劫だし、週1回のふれあい入浴はとても助かるわ。」と。そして杉並区の他の銭湯のお話も聞かせてくれました。こういう会話は銭湯ならでは。ご老人とゆっくりお話をするのは久し振りで、今は亡きおばあちゃんや親せきの叔母ちゃんとお話をしているようで心が温かくなりました。
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第二宝湯さん、実はお風呂も充実していますが、お風呂上りのサービスも凄いんです。女性風呂には、ドライヤーは高級ドライヤー(パナソニックナノイー、SALONAと2台)が置いてあり無料で使用可能。そして脱衣所にしらっと化粧水とボディローションが置いてあるではないですか!!!ボディローションはナチュラルで香りも良い!このさりげないサービスが女性心をくすぐります。でも何よりも私のお気に入りは、ドライヤーの横にいつでも生花が飾っていること。心が芯から癒されます。
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そして待合時間や共有部分にもこだわりが。待合スペースにはクラフトビールや、東京ではなかなか見つからないアイスクリームを販売していたり、ゆっぽくんグッズ、温泉情報が充実していて、お風呂後もゆっくり休みながら楽しめます。第二宝湯さんの粋なサービスがあちらこちらに散りばめられています。
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靴を履いて建物の写真を撮影しようとしていたら、お風呂から出てきた他のおばあ様が、第二宝湯さんに向かって拝んでいました。拝みたくなるようなお風呂ですよねぇ、と思って見つめていたら、おばあ様「あの奥に神社があるしょ、神社まで行ってお参りしたいのだけれど、ちょっと歩かなくてはいけないから。。。だからここでお参り」。その気持ちもわかりますし、第二宝湯さんのさりげないサービスやお湯にも拝みたくなります。私も思わず「そうですよね、うんうん、わかります。ではおやすみなさい」と答えるとおばあ様も「おやすみなさい」と答えてくれました。第二宝湯さん、こんなふれあいをありがとう。
おばあ様たちとのふれあいが、とても温まる銭湯でした。今度はクラフトビールやアイスクリームに挑戦してみようかな。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。何かのお役に立てば幸いです。