西加奈子さんの「くもをさがす」は、
今、読まずにはいられない一冊です。
この小説は、留学先のカナダでの壮絶な闘い、
乳がんトリプルネガティブの診断、両乳房の切除、
そしてコロナ感染という
身も心も揺るぎない試練に立ち向かいながら、
自己を堂々と愛し、
人生の旅に挑む西加奈子さんの感動的な物語。
素敵なnoterさん仁の音さんが
説明してくださったnoteがありましたのでご紹介します。
特に私が引き込まれた文章は、
壮絶ながん治療の間に本を読むこと、文学を読むことに触れた箇所。
そしてその闇がやがて恐れだったことを知ります。
異国で、がんという病気になり、
そしてコロナにも感染
恐れだって、並大抵のものではなかったはずです。
彼女は逆境に立ち向かい、
自身の内に秘められた力を発見しました。
自分を受け入れ、愛することで、
彼女は苦難を乗り越え、
自分自身と世界を新たな光で照らしました。
西加奈子さんは私たちにも、
生命の尊さと愛の大切さを教えてくれるのです。
「くもをさがす」は、勇気と感謝の物語。
西加奈子さんの作品は、
私たちに生きる力と希望を与え、
心に深い感銘を残します。
もし本屋さんで見つけたら、ぜひ手にとって欲しい
2023年の一押し本です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。