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【旅】神聖なるそうめんの旅:奈良・三輪山の魅力

旅は、時に魂を揺さぶる出会いと感動の連続です。
そんな素晴らしい旅に出会ったのは、
三大そうめんのひとつである「三輪そうめん」
を求めて、奈良の風情ある街を訪れた時でした。

noteでフォローさせていただいている
旅するフォトマガジン MとWさん
日本三大そうめん聖地を巡る旅記事を読んでから、
私はずっと三輪エリアに興味を抱いていました。

そして、関西のお友達に車を出していただき、
まずは大神神社にお参りすることから
旅は始まりました。

一の鳥居

大神神社の拝殿は国重要文化財。
1664年徳川上綱公により再建、
当神社は三輪山をご神体とするために本殿がなく、
拝殿を通して三輪山を拝む
原初の神まつり姿をとどめる、
非常に貴重な神社
なのです。

大神神社は、拝殿が国重要文化財として
その歴史の深さを物語ります。
1664年、徳川上綱公により再建されたこの神社は、
原初の神まつり姿を今に伝えています。
そこに立つと、
歴史の息吹と山をご神体とする
自然の息吹を感じずにはいられませんでした。

二の鳥居
拝殿
この裏は三輪山なので、本殿がありません
巳の神杉

そして、三輪山自体もまた神聖な存在です。
高さ467m、周囲16㎞、面積350haという
大きな山は、
古代から神が鎮まる聖なる場所として
崇められてきました。
日本のルーツを感じるこの山は
空気は澄み渡り、
新緑が目に優しい季節の風景が広がります。
今日は4月ながらも真夏のような陽ざしの下、
私はその神聖な空気を胸いっぱいに吸い込みました。

その後、
待ちに待った三輪そうめんをいただくため、
「三輪山本」へと向かいました。
店内は贅を尽くしたつくりで、
人々がそうめんの販売やお食事を楽しんでいました。創業1717年の老舗手鍋素麺メーカー「三輪山本」は、
その歴史と品質で多くの人々に愛されています。

三輪山本
優雅な舌触りと喉越しの超極細麺 白髪 細さ0.3mm
絹のような口あたりとコシの極細麺 白龍 細さ0.6mm
広い店内

私は冷やしそうめんの中でも
特に有名な「白龍」を注文しました。
0.6㎜の極細素麺は、細いながらもコシがあり、
一口食べるたびに喉越しの良さを感じました。
今日は4月なのに真夏日。
暑さを吹き飛ばすような味わいは、
まさにこの地ならではの特別な体験でした。
これから訪れる夏の暑い日へ
そうめん準備ができたような感じです。

私はそうめん
お友達はにゅうめん


奈良の古都の風情、三輪山の神聖な雰囲気、
そして素麺の美味しさ。
それらが一つになって、
私の心を満たしてくれました。
この旅は、ただ観光するだけではなく、
奈良という場所の歴史深さ
信仰の深さを発見する旅でした。

奈良・三輪山の魅力は
言葉では表しきれないほどです。
旅するフォトマガジン MとWさん
素敵な場所をご紹介ありがとうございました。

そうめんの盛り方を表現した陶器

この旅は、
期待していなかった桜との出会いもありました。
それは追って記事にしますね!
乞うご期待!

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