AIM研究雑記#12 手でAIMする
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黒丸の中を漠然と意識している
重心を意識してマウスを使うのは色んな知見を僕にくれました。
最も重要だと思うのが「手」を意識することです。
あらゆる動作において一番に動かないといけない部位が手なんです。 センサー? そんなんしらねぇよ
画像を見てもらうと分かるかもなんですマウスを持つとマウスセンサーの直上に黒丸部位が来ます。
これがセンサーを意識しろという理論が始まった理由かもしれません。
自分の場合は手を意識した方が圧倒的に動作感がクリアになりました。
手を意識するのは日常的なあらゆる動作で適用できます。
1番感じやすかったのが「自動車の運転中」です。
大きなカーブを曲がる時など手を漠然とイメージしながらだと両手がスムーズに動きます。 日常的な活動の1つである運転が上達したのです。
手の動きに自然と手首、指、腕がついてきてくれるような感じです。
マウスの動かし方
マウスの重心を意識したことでマウスの動かし方に対しても変化がありました。
1.重力
マウスにはマウスの重さ分の重力がかかります。
僕らがマウスを手に乗せると手の重さ分マウスからマウスパッドに伝わる重力は増えます。 更に姿勢が前のめりだったりすると、僕らは上体にかかる重力に対して体を支えるためにマウスをより押し込むことになります。
2.摩擦力
マウスを動かせば接地面には摩擦力が働きます。
マウスは製品ごとに底面の形状が違います。摩擦力の働き方も違います。マウスの動かし方でも摩擦力の働き方が変わります。
重心をイメージすることは摩擦力に対する付き合い方にも良い影響があったし、動作の1番手として「手」が動けば自然と摩擦力の変化に対しても上手く調整ができます。
マウスとはどういう道具なのか
これは例えですが、バットをイメージするとマウスがどういう性質の道具なのか理解しやすいかな~…と思ったので書いてみます。
もちろん用途も形も使い方も全然違います。 だけどマウスとバットは性質が良く似ていると思います。
バットの重心は、最もインパクトが発揮される打撃面の内部にあります。 持ち手は打撃面から遠く離れています。
バットはほとんどの人が1回見れば使い方が分かりますよね。
持ち手を掴んで打撃面を飛んでくるボールに上手く当てればいいわけです。
マウスも同じです。 誰でも一回見れば使い方は分かりますね。
でもマウスは重心なんて意識しません。 重心が分かりづらい形状です。
・・・何が言いたかったかというと道具の重心を意識すると動かし方が効率化されるとか。 まぁそういうことです…