元丸の内OLがいきなり大阪・天満で屋台をひくことになった全記録。#002
2020年7月1日、
屋台 『チキン調達』 開業いたしました。
ここまでサポートしてくださったみなさま、本当に本当にありがとうございます。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
開業後、初noteということで、開業日のワチャワチャはもちろんなのですが、私が素人目線ながら、重要だと感じた自身のカイゼン事項について記録しておこうと思います。
天満の屋台コミュニケーション
私はこれまでホテルのコンシェルジュや、コミュニティづくりなどを自身の仕事にしてきたので、飲食業は未経験でも、接客はいけるだろうと思っていました。が、オープンしてソッコーめちゃくちゃテンパりました。ジャークチキンを焼くのに精一杯な部分もあったのですが、完全に天満の空気に飲まれてしまい、無表情でジャークチキンと戦っていました。視野30度ぐらいでジャークチキンのモモ肉しか見えてなく、屋台をひく上で最も重要なことが置いてけぼりになっていました。
そんなか、必死にジャークチキンを焼いていると、コミュ力お化けが現れました。
コミュ力お化け(コミュリョクオバケ)とは、コミュニケーション能力が極端に高い人間を評する言葉のことなのですが、ベンチャー経営者であるナカノ社長は、まさにコミュ力お化けであり、屋台のこっち側に立った瞬間に、ワーーーーーと話して、ワーーーーーと人を呼び込んできてくれました。
とにかく大きいナカノ社長の声は、きっと隣のJR大阪駅のホームまで聞こえているはずです。そんな声に引き寄せられて、女性グループ、若いカップル、老夫婦など、老若男女がガンガン屋台に引き寄せられてきます。はじめはちょっと引き気味だったお客様も、帰る時には皆口をそろえて『ナカノさん、ありがとう!また来るわ!』と言って帰っていきます。一体何が行われているのだろうと思い、横で観察していると、目からウロコなことがたくさんありました。コミュニケーション力だけでなく、接客の3ポイントがめちゃくちゃしっかりしていて、
・元気にちゃんと呼び込みをする。なので、お客様はフラっと入店してくれる。
・ドリンクがなくなりかけていたら、さらっと「飲み物おかわりどうします?」とオーダーをとる。
・お客様同士を紹介し、コミュニティを作っている。
そして、何よりナカノ社長がめっちゃ楽しそうで、こっちまで楽しくなってきました。その時『あ、こうゆうことか!』と。
楽しませているではなく、楽しんでいる。が重要だということに気づきました。とはいえ、明日以降も私は無表情でモモ肉ばっかり見てる瞬間もあると思いますが、そういう時はぜひ注意してやってください。
人とのつながりこそ、最も価値がある。
と私は思っています。
屋台 チキン調達で、様々なつながりがうまれ、それがビジネスになり、関西の経済が今よりも盛り上がっていくお手伝いができたらとっても嬉しいです。そして、そんな場を祭りのように盛り上げたい!との思いから、
チキン調達は、クラウドファンディングにて資金調達を実施中なので、こちらもよろしくお願いいたします。
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