【幸せの見つけ方】ワクワクとニヤニヤを探せ!
日々の生活の中で楽しいことがない、自分の使命が分からない、と感じている人は、自分がどんなことに幸せを感じるのかを知らないのかもしれません。
また、幸せを感じるのは個人の感覚なので、他人に共感することはあっても、同じことをして、同じように幸せを感じるのは難しいでしょう。
つまり、自分にとっての幸せは、誰かの真似をするのではなく、自分で見つけなければなりません。
ビジネスの世界でいわれる「幸せを決める4つの自由」は
経済の自由、時間の自由、健康の自由、人間関係の自由です。
これらは人間が生きるための本能に関係することで、本当の幸せを決めるものではありません。本当の幸せとは、心が豊かになり、心の底から楽しいと感じることです。
どうすれば心が豊かになるのか、よく使われる表現ですが、説明するのは難しいですね。
おいしいものを食べたり、ふかふかのベッドで眠れば、幸せを感じるかもしれませんが、これらは一時的な喜びや楽しさで、心の底から楽しいと感じる幸せとは違います。
人助けやボランティア活動をする人は、それが心の底から楽しいから続けられます。決して自己犠牲ではないのです。
もちろん、楽しいと感じるポイントは人によって違いますが、自分の特技を披露して誰かの役に立つ、誰かに喜んでもらう、というのは多くの人が楽しいと感じるポイントです。
また、何かに没頭する、キレイに片付けることが楽しいという人も多いようです。
私のエピソードを紹介すると、
先日、食品スーパーに行ったときに、車いすの方が冷凍食品売り場の、大きなガラスドアの冷凍庫の前で、車いすを少しずつ移動させながら、ドアを開けて商品を取り出そうと、まさに右往左往されていました。
私は、その方に声をかけて、冷凍食品を代わりに取ってあげました。誰かのために自分の労力と時間を使う、小さなボランティアです。
このときの私は、実は心の中でニヤニヤしています。変な意味ではありません。私の魂がワクワクして喜んでいるので、心がニヤニヤしてしまうのです。
私の魂が喜ぶポイントの一つに「誰かの役に立ちたい」があります。だから、役に立つチャンスを見つけると、魂がワクワクして、心がニヤニヤするのです。
私の魂は「誰かの役に立つ」ことを楽しいと感じるので、見返りは求めていません。むしろ、見返りがあると、魂の喜びが一瞬にして消えてしまいます。
御礼として金品をもらってしまうと、それは本能的な喜び、つまり肉体が喜ぶことなので、魂は一気に冷めてしまうのです。
もちろん、魂が喜ぶ見返りもあります。相手が大人なら「ありがとう」の一言、相手が子どもなら「とびきりの笑顔」、相手が神様なら歓迎のサインのような「ちょっとしたご褒美」をもらえると、魂がさらに喜んでいるのを感じます。
ただし、感謝されたいわけではありません。「誰かの役に立ちたい」という私の思いが通じたと感じて魂が喜んでいるのです。私の魂は「誰かの役に立つ」ことそのものを楽しんで、幸せを感じています。
もちろん、お仕事の場合は、しっかり対価をいただきます。これは社会の一員として当然のことですが、詳しい説明は、またの機会にします。
それでは、どうやって魂が喜ぶ本当の幸せを見つけられるのでしょうか?
「推し活」で推している人のために時間とお金を使うことは、ボランティア活動で時間と労力を使うのとは違います。また、自分へのご褒美として高い買い物をして感じる幸せは一時的なもので、本当の幸せとは違います。
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