【八幡宮の謎に迫る②】八幡宮の「八」の字は「アレ」になっている
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見えない世界を伝える神社ナビゲーター
市口哲也です。
八幡宮に参拝したとき、扁額の「八幡宮」の「八」の字を、しっかり見たことがあるでしょうか?
奈良の元石清水八幡宮です。
拡大してみましょう。
分かりましたか?
「八幡宮」の「八」の字が、鳩(ハト)になっています。
これは、八幡神の眷属(神使)が鳩だからです。
由来としては、八幡神の化身として金の鷹が現れ、金の鳩になったという説や、鳩が神使として現れて道案内した、というような話が伝えられています。
現代では、鳩は平和の象徴というイメージが強いので、武士の守護神で、勝負事のご利益を願う八幡神の神使が鳩というのは、ギャップを感じる人も多いかもしれませんね。
八幡宮に参拝される方は、ぜひ扁額をじっくり見てください。
(※「八」の字が鳩ではない八幡宮や八幡神社もあります)
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