【映画感想】「哀れなるものたち」〜R18指定で見るか悩んでる方へ〜
こんばんは!
本日は巷で話題沸騰中の映画「哀れなるものたち」を見てきたので感想を書きます。エマストーンのR18指定の体当たり演技(もちろんそれだけでないが)が話題を呼んでる本作。正直、、どんだけグロくて、どんだけエロいんだろうか?とドキドキしながら足を運びました。
サブタイトルに書かれてる通り「話題だから見てみたいけどR18だから見れるか悩んでる」方も意外と多いと多思うので、そこらへんも参考用に個人的な感想書きます(笑)
では見終わった結果、とりあえず思ったよりもグロくなく、エロくもなかったです…!
なのでR18指定で気にされてる方、
→バイオ見れるぐらいのグロ耐性あれば全然見れる!
カップルで見に行っても大丈夫か気にされてる方、
→付き合って3ヶ月ぐらい経ってれば全然見れる!
です!
(結構大きい映画館で見たのですがほぼ満席でかカップルも多かったですよ〜)
想像を超えてきたのは映像のおしゃれさ、センスの抜群さ!でした。エンドロールまでおしゃれすぎて、最後ずっと絵画見させられてる気になりましたよ。
なので、遅くなりましたが感想は「とにかくおしゃれな映画だったな〜。心動かされるドラマはあまりなかったが、確かにエマストーンの演技はすごかった」です。
おしゃれさに関してはすごいです。絵画のような映像がずっと続きますし、不思議な世界観もクセになります。気持ち悪いけどどこかキュートなその世界観は大人向け「チャーリーとチョコレート工場」の世界観かも。その世界観に浸れるだけでも映画館で見る価値ありです。
次に言わずもがなのエマストーンの演技。たしかに性的シーンも多めで体当たりな演技が話題先行してる感はありますが、実際にすごいのは幼児期〜大人の女性になるまでの表情や動きを完璧に演じ切ったところ!
主人公は大人の身体に胎児の脳を移植されて生まれてきたので、最初は大人なのに表情や言動は赤ちゃんなのです。そこから次第に成長していく過程の演技がお見事すぎます。
思ったよりもエロくなかった!と僕が言ってるのも、演技力のため。セックスシーンが多いのはまだ主人公が少女の脳みそぐらいの時に好奇心旺盛に励んでるだけなので、なんか「大人の妖艶なエロさ」みたいなのは全く感じないのです。あのエマストーンの裸が見れてるのになんか思ったのと違うぞ!と映画館で1人考えてました(笑)
多分物語の後半、成長した状態でそういったシーンがあったら全く違う演技になるはず。(残念?ながら成長してからそんなシーンはありません)
本当に同じ人間が演じてるのに、最初と最後ではエマストーンの表情が全く違った雰囲気に見えました!
ストーリーはもはやこれも少し口コミ調べたら出てくるので承知済みかもですが、女性のフェミニズムの比喩的なストーリー。本当にその通りのド直球でした。登場する男たちは全員滑稽に見えますよ。
それでも登場するキャラクター全員が印象に残る役ばかりでした。エマストーン演じる主人公以外で見終わった後に「誰が印象に残った?」って話し合うと十人十色ありそうで楽しいかもしれないです(笑)
そん感じで1人でも、誰かとでも見るのをお勧めできる良作でした!
迷ってる方はぜひ!
終わり