Vol.2 カフェイン摂取が注意力、反応速度、作業記憶を高める!
こんにちは、ヤスです。
運動生理学に関して、学んだことをまとめる機会を作ろうということで、始めました。専門的な言葉はなるべく避けて、分かりやすくまとめるつもりなので、気軽に見てください!
みなさんの生活、スポーツ、勉強、様々なものに活かせるようなことが多いと思いますので、是非、このnoteをみて、実際にやってみて欲しいと思います!
参考文献
https://www.researchgate.net/publication/8054448_Cognitive_and_mood_improvements_of_caffeine_in_habitual_consumers_and_habitual_non-consumers_of_caffeine
目次
○実験内容
○結果
○実生活で使うには?
今回の論文は、かなり長い英語の論文なので、読まないでもらって大丈夫です!笑
○実験内容
カフェインを習慣的に摂取している人(コーヒー1日に2杯以上飲むくらい)と、全く摂取していない人を集めました。この被験者たちを、さらに、カフェイン0ml、75ml、150ml飲む群に分けて実験をしました。
カフェインを摂ってから、1時間後にいくつかテストをしました。1時間後にした理由として、カフェインの作用が出るまで、少し時間がかかるためです。
何をしたかというと、全身反応時間、数字ヴィジランス課題(注意力を計測する)、数字作業記憶、作業記憶、文章照合正確性(注意力を計測する)をテストした。このように様々な面から、認知機能を見ました。
○結果
認知機能は全体的に向上した!!
単純反応時間(左上)、数字ヴィジランス課題(右上)、数字作業記憶(左中央)、文章照合正確性(右中央)で、有意に向上しました。
この4つのテストの向上が見られたということで、判断力や、注意力が高まったということが分かりました。
また、気分に関する調査でも、眠気はなくなり、精神的疲労を軽減したという結果も得られた。
○実生活で使うには?
実験の結果から、習慣的にカフェインを摂取している人も、していない人も、急性のカフェイン摂取によって、認知機能が向上したことが分かりました。
しかし、習慣的に摂取している人は、カフェインを多く取った方(この実験では150ml)が、認知機能が向上した傾向が見られたのに対し、習慣的に摂取していない人は、少量(この実験では75ml)の方が効果を表す傾向が見られ、精神疲労も少なくなることが分かりました。
このことから、、、
毎日コーヒーを2.3杯飲んでいる人は、頑張りたい時に、コーヒーを1杯飲んだくらいだと効果が期待されませんので、コーヒー300mlくらいを短時間で飲んでみてください!
逆に、普段カフェインを取らない人は、コーヒー150mlくらいを一気に飲んで下さい!
そうすれば、それぞれ、ベストなパフォーマンスを引き出せるかと思います!
みなさんも、勉強や仕事で頑張らないといけない時が絶対にあると思います。その時は、カフェインをうまく利用しながら、自分の能力を最大限に出す努力をしてみてはいかがでしょうか??
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