新常態の日米比較(勝手に)
あまりにもミスリードしそうなトピックになりますが(上記タイトルや写真も含めて)、Withコロナの新常態(ニューノーマル)への変化の一部で、個人的に対照的だなと思ったので、投稿してみようと。ちなみに、かなり一般化して書いている面もあり、様々な意味で事情が違うと思うことは理解しているつもりですが、という注釈付きで。
コロナ自粛後の経済活動再開、ということで、日米共に飲食店や娯楽施設も、コロナ感染対策をしながら、徐々に再開となっており。そこで対策の上記2つの記事によると、ですが、
アメリカの一部では、コロナサーチャージとして、コロナ対策用にチップのほかに更に追加料金を徴収する(営業が止まっていたことの財政的な補填も、経営的視点はあるのかな、と感じましたが)。
日本の中では一方で、海外旅行客にも人気の一蘭ラーメンで使用されているような、皆同じ方向を向いて、また個人ブースができるようにパーティションを置いてラーメンの味を楽しむ(所謂「味集中カウンター」)、といったやり方が、コロナ対策の先端をいっていたのか。なんと一蘭はコロナショックの中、新店舗を出したりしているそうです。
価格のインフレ(労働コストやInputコスト)が常に見られてきたアメリカでは、コロナサーチャージという更なる課金のやり方も不満が一杯出るでしょうが、一方でコロナ対策してくれるなら、と受け入れる人も多いような気が。対照的に日本で、もし一蘭のようにパーティションが様々な飲食店でき、フェイスシールドやマスクなどのコロナ対策をされているところが、コロナサーチャージとして更に10%、もしくはそれ以上追加で課金すると、かなりの反発が予想されます。。
アメリカでは全体の価格上昇(インフレ)に彼らの生活スタイルから慣れている、といった具合と、日本のように、デフレに考え方が慣れてしまい、価格は横ばい、もしかしたらお客様感謝セールで価格が下がるのでは、と思うくらい。日米間のここ数十年の生活習慣の違い(過去の政府や中銀の政策に起因しているところもあります)がもたらす新常態の違いは、今後も各所で散見されるでしょう。