【#19】難病と今も闘うブログです〜
皆さんこんにちは〜!やすとみです。
今日は手術当日と手術後の話をします。
入院してから手術を受けるまでは、沢山の方が見舞いに来られました。この場を借りてお礼申し上げます。
その節は、ありがとうございました。
手術前は怖さなどなく、早く終わらないかと思っていました。全く恐怖感などなかったです。むしろ通常の日常に早く戻らないかと思っていました。
手術当日は手術用の服に着替えて、車椅子で手術室へ向かいました。
今思えばですが、手術室は複数あって各々が入る部屋が決まってまして、私も事前に決まっている手術室に入りました。
何でこんなこと書いているかと言いますと、私の印象としてはサンダーバードの基地みたいなんです。朝から一斉に手術が始まるため、色んな人が車椅子などでバタバタ、あたふた、せわしなく動き回る、自動ドアで開いて中に入って行くところ、中に入ったらステンレスのピカピカ光るベットがあるところなど、日常では見られない光景が広がっており、丁度それがスターウォーズの最後の場面で、戦闘機を整備して出発するワチャワチャ感が印象としてピッタリあってるんですね。
ま〜こんな光景は二度と見たくないですが。(^^;)
そして、手術台に乗って横になりましたが、麻酔科の先生が「今から麻酔をします。私が呼びかけるので聞こえたら返事をしてください」と言われたので「はい」と返事をしました。
私の記憶はそれから2回ほど返答したら麻酔がかかったみたいです。
全身麻酔なのでそれ以降の記憶がないです。
ただ、前もって手術の内容は聞いています。
胸を開いて心臓を取り出すのですが、心臓の代わりになる機械を取り付けて、取り出した心臓の弁を修理すると伺いました。
当然、胸は開きっぱなしなので、肺はしぼんで血は乾きます。酸素ボンベで酸素を供給しますが、鼻で呼吸するため肺はしぼんだままです。
当初の予定では4時間ほどで終了すると聞いてましたが、弁の修復がうまく行かず、どうしても弁の蓋が閉まらず穴が空くとなり、術式を変更して人工弁にしていいかと母親に了承を得て、人工弁に交換する手術となりました。
そこから4時間かかりましたので、延べ8時間の手術となりました。
意識が戻ったときはベットの上でしたが、目は開けられず人が声かけてくることにうなずくしか出来なかったです。
私はどんな姿なのかも分からず、ただただうなずくしかなかったです。
今も覚えているのが、「よく頑張った」と母親が涙しているのです。
後から考えたら、あんな姿で手術室から出てきたら、やっぱり母親だったら涙するやろな〜と思いました。
手術前は絶食です。飲料はokでしたが、最後は飲料もダメになったと記憶しています。
と言うのは、手術が終わった私の体は口から管が通っており、食事も出来ない状態です。点滴で栄養を補給していたと思いますが、ほとんど身動きが取れない状態でした。まだ麻酔も効いてましたので、うなずくのがやっとな状況です。ただ、麻酔がかかっていた方が良かったって後で分かります。
尿も管が通っているので、意識の外で排出されます。
徐々に麻酔の効果が薄れ、寝返りが出来るようになります。
手術が終わって集中治療室に入っているので、付き添いの方が私の面倒を見てくれます。集中治療室に入っている時は麻酔も効いているので比較的過ごしやすかったのですが、集中治療室を出て一般病棟に入ってから地獄が待ってました。
潰瘍性大腸炎の私が心臓の弁置換で入院したって話ですが、この入院期間は便通は良かったのです。って言うか、弁置換にフォーカスされていて、潰瘍性大腸炎は頭になかったってのが正直なところでしょうか。
今回はこの辺りで。また次回!