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坐骨神経痛でやってはいけないこと
こんにちは、熊本県熊本市西区の「やすたけ整骨院」院長の安武建です。
最近、新聞やSNSの広告で坐骨神経痛についての記事を目にすることが多いです。
「足がしびれて歩きにくい」
「自宅でちょっとした段差つまづいてしまう」
「腰やお尻が痛くて、朝なかなか起きれない」
といった症状でお困りの方が多いのだと思います。
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広告では、
「これをしたらすぐに良くなる!」
「このサプリを飲めば大丈夫!」
「3か月で坐骨神経痛が改善されました!」など
様々なうたい文句が飛び交っています。
長い間、坐骨神経痛でお悩みの方は、藁にもすがる思いでサプリを飲んだり、書いてある内容を実践したりされるのではないでしょうか?
この症状を何とかしたいというお気持ちすごく分かります。
症状や体の状態は、人それぞれですので、効果がある方もいれば、そうでない方もいらっしゃると思います。
体にいいことをするのも大事ですが、まず悪いことを止めると、意外と症状が改善されることが多いです。
今回のブログでは、坐骨神経痛でやらない方がいいことについて書かせていただきました。
坐骨神経痛を何とかしたいという方の、お力になれたら嬉しいです。
坐骨神経痛の主な症状
坐骨神経痛は、坐骨神経が何らかの原因で圧迫されたり、刺激を受けたりすることで発症します。以下のような症状が特徴的です。
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鋭い痛みや鈍い痛み:腰からお尻、太もも、ふくらはぎにかけて感じる。
しびれやチクチク感:特に長時間座っていると強くなることがある。
足の筋力低下:足に力が入りづらい、ちょっとした段差につまずく。
歩行時の痛み:片足に負担がかかる。長い時間歩くことができない
これらの症状が現れた場合は、早めの対処が大切です。
やってはいけないこと
坐骨神経痛を悪化させないために、避けるべき行動をいくつかご紹介します。
無理な運動やストレッチ
痛みがあるからといって、自己流で無理にストレッチや運動をすると症状が悪化することがあります。専門家の指導のもとで行いましょう。
長時間同じ姿勢でいる
長時間座りっぱなしや立ちっぱなしは、坐骨神経に負担をかけます。こまめに姿勢を変えたり、軽い体操を取り入れてみてください。
自己判断でのマッサージ
自分や家族が無理にマッサージをすると、筋肉を痛めたり、神経を刺激して悪化させてしまう可能性があります。
ずっと冷やしている
患部が熱を持ち炎症がある時は、冷やすことで痛みが和らぐ場合もありますが、慢性的で炎症がない場合は冷やすと血行が悪くなり、回復を妨げてしまいます。状況に応じて、冷やすのが理想的です。
まとめ
新しいことを始めるより、まず負担がかかっていることを止める。その上で体をよくしていくための習慣を取り入れてみてはいかがかでしょうか?
もちろん今回の内容を取り入れただけでは、坐骨神経痛の症状を全部取ることは難しいかもしれませんが、体の負担を減らすことはできるので参考にしてみてください。
坐骨神経痛は様々な要因が重なっていることが多いので、長い間お悩みの方は、一度信頼できる治療院でお体を診ていただくことをおすすめします。
今回のブログが坐骨神経痛改善のきっかけになれば幸いです。
(監修:柔道整復師 安武 建)