『おーい❗️』 【詩】
詩人は皆 屹立してとんがった岩の上にいます
それぞれが遠いです そして
危なっかしいです
なので ヒソヒソばなし はできません
ナイショに伝える できません
だから
『おーい❗️』
と声をかけます
でも 大きな 声ですから
他の みんな にも聞こえます
『おーい❗️』
その 叫び は
麓の だれか にも伝わります
「なんだ 上から声がする」
「よく聞こえないが 必死だ」
あなたが疲れたいつか
空いていた岩の上に
だれか が登ってくるかもしれない
あなたは胸に 期待をはずませ
『おーい❗️』
と また叫びます
今までより
もっと もっと
大きな声で
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