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「高校生クイズにアイドルなど要らん!」とか言ってたヤツが国民的アイドルにガチ恋した結果。

はじめに

お久しぶりです。ヤスシです。
最後にnoteを書いたのは就活が終わった頃だったかしら。そこから2年近く経ちますね。社会人2年目も終盤となり、自分の直近の行動と考えを整理したいと思って書いてます。年末なんでね。

noteの名前は元々「ヤスシ@東北」だったんですが、もう東北に住んでないのでどうしようかと思った挙句、安直に「ヤスシ@東京」に変えてしまいました。東京住み、東京勤めです。引き続きよろしくお願いいたします。

このnoteを書こうと思ったきっかけは上述の通りなのですが、このnoteでは主に自分の仕事と趣味、その他考えていることについて記します。
主目的は思考の整理なんですけど、少しでも興味を持ってくれたら暇つぶしに読んでいただけると嬉しいです。承認欲求の塊なので(笑)

で、そういう少し変わった、とても優しいあなたのために、本noteを読むとこんなことがわかるよーっていうのを先に書いておきますね。

  • 「やすしーど」および「やましたおしのやすし」の近況と普段考えてること

  • 劣等感まみれの男が今日もなんとか楽しく生きていられる理由

  • 僕が思う山下美月さんというアイドルの魅力

  • 引き寄せの法則!?気づいたら叶っていた目標とそれを叶える方法

あ、先に言っておくと、僕結構自分のこと好きみたいなので自己満足noteでしかないです。そんな僕の自己満足に付き合っていただける方は本編をどうぞ。

理想と現実のギャップに潰されそうだった2022年

最近のできごとを振り返ってみる。まずは2022年から。
ちなみに以前書いた学生時代までの振り返り(隙自語)noteはこちら。

それなりに高いモチベーションをもって入社した2022年4月。
しかし、入社直後の僕は、パフォーマンスもメンタルも散々なものだった。

頑張っているはずなのに評価されない。
ちょっとしたことで失敗する自分が許せない。
もう何を頑張っていいかわからない。

それなりに勉強ができた僕は、セルフイメージ、在りたいと思うビジネスマンの姿もそれなりに高く思い描いていた。
社会人1年目は学生時代との違いに気づき、葛藤するもの。理想と大きく乖離する自分の現状を受け入れられず苦しむこととなった。

今となってはわかるが、僕に足りないのは「行動」だった。なまじ勉強ができ、思考力のある僕は「考えるだけ考えて行動に移すものはごくわずか」というのが常態化していた。
当然だが、仕事の基本とされる「報告・連絡・相談」もすべて「行動」である。

「連絡しようと思ってたんですけど…」
「そっちの案と迷ったんですけど…」
「今日やろうとしてたんですけど…」

こんなこと言われても、「じゃあなんでやらないの?」という話で終わりだ。

思い立った時にすぐやる

これが、僕を長らく苦しめていた理想とのギャップを埋めるのに最も必要で、極めてシンプルなたった1つの方法だったのだ。

ここで1つの疑問が生まれる。

では、なぜそんなに単純なことができないのか

これも単純だが、人はそう簡単に変われないからだ。
この問いを愚問だと感じた人は、今までそれなりに苦労してきたことだろう。

たとえば「明日から行動力を高めよう」と思ったところで上手くいかない。
たまたま次の日が上手くいったとしても、それを長期に渡って続け、改善することは困難だろう。そして僕は特にその意思力が弱かったのだ。

ではどうすれば良いのか。
簡潔に言うと、心身を同時並行で変えていく必要がある。

「病は気から」とよく言う。
健全な精神を保つためにも、身体の状態は重要だ。また、身体が健全でも、必要性を感じなければ意思を変えることはできない。

心身が揃って、初めて人は変わることができる。

ただ、これは「鶏が先か、卵が先か」という話にもなるが、心身の片方が改善を始めれば他方も改善していく正のサイクルに入ることができるが、その最初の改善のためには相当なエネルギーが必要になる。
そのエネルギーを、僕はある人からもらった。

なんで、私がガチ恋オタクに!?

女性アイドルに興味なかった日々

話は変わり、時は遡るが、僕はここ数年まで女性アイドルグループに全く興味がなかった

僕の本名をご存じの方はお分かりだと思うが、中学時代から僕は「やすし」というあだ名を付けられていた。もちろん、由来は秋元康さんだ。
それからというものの、僕は何かとAKB48乃木坂46を絡めてイジられてきた。「誰推しですか?」とかはよくあるイジりの一つだ。当時の僕は全く興味がなかったので、普通に「いない」とか答えていたように思う。それくらい身近だったのに全く興味を抱かなかったのは相当ではないだろうか。
それどころか、当時はこんな感想すら抱いていた…

乃木坂ファンの方すみません。こちら、僕の当時のツイートです。
許してください。
あの、当時同級生が高校生クイズに出場してたりしたんですよ。許してください。

音楽は好きだったので、日本の音楽の一部として女性アイドルグループは認知していたが、それ以上でもそれ以下でもなかった。
しかしこれは女性アイドルに限らず、女優やガールズバンド、女性アスリートなどを推すこともなかった。その人の人格と仕事をまとめて認識し、惹かれることがなかったのだろう。

転機:山下美月というアイドルとの出会い

気づいたら好きになっていた。

この感覚に覚えがある人も多いのではないだろうか。
気づいた時には、僕は乃木坂46の山下美月さんにガチ恋してしまっていた。

ガチ恋とは、アイドルや芸能人など「推し」に本気で恋をしてしまうこと。

ガチ恋とは? 意味とガチ恋勢の特徴、注意ポイントも紹介

ガチ恋を自覚し始めたのが2021年の10月頃。
ちょうど、山下出演のドラマ「じゃない方の彼女」の放送が始まった頃だ。

「じゃない方の彼女」は、秋元康企画のドラマだ。濱田岳演じる准教授と山下演じる小悪魔女子大生のただならぬ関係を描く。現役アイドルのキスシーンも話題になった。そして僕たちは強くなった。
ドラマにのめり込んだ僕は、きっと怜子(演・山下美月)に恋してしまっていたのだろう。彼女のあざと可愛さ、健気さ、切ない表情に心を掴まれてしまった。

「じゃない方の彼女」を思い返すと、今でも胸がキュッとなる。
エンディングテーマの「豪雨」は、実は今でもよく聴く曲だ。この曲を聴くと、雨に濡れて切ない表情を見せる怜子が脳裏に思い浮かぶのだ。

ちなみに、主題歌の方の「エキストラ」のMVの山下は彼女感たっぷりなのでこちらも是非見ていただきたい。

しかしそれまでにも、いくつか伏線となるできごとはあった。

  • 2020年7月末、当時(4年以上)付き合っていた彼女と別れる

  • 2021年1月、前々から見ていたバラエティ番組「あざとくて何が悪いの?」の劇中ドラマで山下が主演を務める

  • 2021年3月、TBS「オールスター感謝祭」に山下が出演し、総合優勝を果たす

  • 2021年4月、川口春奈主演の火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」に山下が出演する

  • 2021年夏頃、当時気になっていた女の子に彼氏ができる

  • 2021年夏、研究室の同期に誘われ、乃木坂46のライブに初参戦する

これらのできごとを経て、僕の山下への恋心は醸成されていった。
少しピックアップして述べよう。

2021年1月、前々から見ていたバラエティ番組「あざとくて何が悪いの?」の劇中ドラマで山下が主演を務める

山下が出演する前から、僕はこの番組を好んで視聴していた。巷の「あざとテク」について南海キャンディーズ山里が驚いた反応を見せ、田中みな実と弘中綾香アナの芸能界あざと女子代表が歯に衣着せぬ物言いで解説したり自分の意見を述べていく。
僕はこれを「酒を飲みながらヤジを飛ばしながら見たら超絶面白い番組」だと思っている。いや、普通に見ててもおもろいですよ!?
劇中ドラマ(通称・あざと連ドラ)の山下(役名・瀧川さくら)も健気で可愛かった。
残念ながらあざと連ドラの配信リンクは見当たらなかったので、あざと連ドラ出演前の単発再現ドラマのリンクを貼っておく。可愛い

2021年3月、TBS「オールスター感謝祭」に山下が出演し、総合優勝を果たす

実はこれが僕にとって特に印象に残っているできごとなのだが、当時山下はドラマ「着飾る恋には理由があって」のチームメンバーとして参加していた。

山下は激辛麻婆豆腐を食べていることを見破られないように我慢するゲームに参加していたのだが、そこで見事な女優魂を見せつけ、多くの人を欺くことに成功するのだ。

そうした好演もあり、山下は総合優勝することとなる。
僕は、可愛いだけではない、山下のその根性に感銘を受けていた。
当時の僕のツイートはこちらw

ガチ恋になったタイミングは定かではないが、「この子を推したい」という気持ちが顕在化してきたのはこの時のように思う。
ちなみに、「着飾る恋には理由があって」のキャラクターはそれぞれTwitterアカウントを開設しており、ドラマの進行に合わせた投稿によるライブ感も話題になった。茅野さんかわいい。

山下演じる茅野七海をメインに据えたスピンオフ「着飾らない恋には理由があって」も配信されているので、是非。

話は大幅にズレるが、主題歌の「不思議」を聴くと今でも心がムズキュンしてしまう。

そして「真夏の全国ツアー2021」を経て、その推したい心は確かなものになる。初めてのライブで初めての個別グッズ。もちろん、山下のグッズを購入した。実は当時は少し生田絵梨花さんと迷ったのだが(笑)

着用型の個別グッズというのは不思議なものである。
「私はこの子を推している」と世間に対して表明する。恥じることはない。その気持ちがアイドルの力になるのだ。
ライブで魅了されたのはもちろんだが、個別グッズを着用し続けたことが、その心をより確固たるものにした気がする。

僕にとっての山下美月の魅力

さて、ここまでリンクを貼るのが楽しくなってきてしまって本題からずれていたが、結局のところ、山下美月とは僕にとって何だったのだろうか。どうして僕の心に入り込んだのだろうか。ここからは僕が思う山下の魅力を述べていく。

①可愛い
こればっかりは個人の価値観によるものなので、細かい部分はズレるだろう。だが山下の容姿を見て大半の日本人男性は高く評価するのではないだろうか。(好みかどうかは問わない)
まあこんな仰々しい書き方をしているが、純粋にタイプってことっす!
目力の強い美人系がタイプの僕にはドストライクだった。

②ファン思い
山下はファン思いなことで知られる。
多忙を極める今でさえ、ファン向けのインスタの更新やメッセージアプリの投稿の頻度は非常に高い。
また、ことあるごとに「ファンを楽しませるため」「ファンの皆さんのおかげ」と発言し、ファンがあってのアイドル業ということを非常によく理解している。
一時期「あざとキャラ」で話題になったが、これもファンを楽しませようと試行錯誤した結果であるとのこと。まさに人を楽しませることを第一に考えた、エンターテイナー気質たっぷりのアイドルである。

③グループ/メンバー思い
山下のグループ愛も強いように感じる。
多忙でもアイドル業と女優業をこなすのは、先陣を切ってグループの活動の幅を広げるためだ。山下が先陣を切っていれば、後輩もいくらかは後に続きやすいだろう。また、山下が女優業で獲得した認知度の一部はグループに還元される。
後輩への態度は何人かの後輩メンバーから明かされており、多忙な中でも後輩とのコミュニケーションを欠かさない姿勢が明らかになっている。

④仕事人間
こんなことを言ったらおかしく思われるかもしれないが、僕が彼女を推している/ガチ恋している最大の理由はこれなんじゃないかと思う。
自分を含む3期生が一番先輩となったグループでの仕事はもちろんできるだけ参加し、その上で女優業に挑戦し続けている。現在も5クール連続でドラマに出演しており、現役アイドルでは異例のことだろう。

朝ドラ「舞いあがれ!」に出演したのも記憶に新しい。山下は、しっかり者の主人公の親友というレギュラーキャラクターを好演。
慣れない大阪弁をマスターし、東京での仕事と並行した大阪や五島での撮影の日々は、ハードワーカーとしての山下の新たな境地を拓いたのではないだろうか。

僕は山下の行動力、挑戦心、プロフェッショナリズム、そのすべてが大好きだ。
本人曰く、自己肯定感が低いのだという。こんなに実績を残しているのにも関わらず、だ。
それを踏まえて、やはり凄いなと思う。
肉体的にだけではなく、精神的にも大変なことが非常に多いだろう。それでも彼女は、独自の管理方法で自分のコンディションを保つ。自分の機嫌を自分で取る。常に全力で(もちろん仕事がない日は休んでいることを伝えてくれるが)、万全な状態を保ち続けるからこそ、得られたチャンスをものにする。そうしてまた次のチャンスが回ってくる。

こんな凄い人だからもちろん尊敬しているのだが、自分も同じように頑張れるようになりたいし、できることなら、弱音を受け止められるようになりたい。それこそが、ガチ恋感情の根底にあるのだろう。

他に細かく書いていったらキリがないのでこの辺りにしておこう。
僕はよく人にこう説明している。

「アイドルとか女優さんとか、そりゃみんな綺麗だし可愛いよ?でもそれだけで普通好きになる?」
「結局、仕事の姿勢とか、考え方とか、そういう内側の部分にどうしようもなく惹かれてしまっているんだよね。もちろん外見も好きだけど。」

文字に起こしてみると中々痛々しいが…本音なので許してほしい。
ここまでの記述で、僕にとっての山下美月を理解していただけただろうか。
では、そろそろ前章に関連した内容に戻ろう。

在るべき自分に戻れた2023年

ここまで読んでいただけた方はお分かりだろうが、僕は変わるためのエネルギーを山下美月からもらった。
正確には、山下美月へのガチ恋感情が僕の行動を変容させた。

文字通り、僕は山下美月にガチしているのである。
そんな奴の行動原理といえば、相手に振り向いてもらうことだろう。

客観的に見て経済力にも男性的な魅力にも乏しかった僕は、まずは筋トレから始めた。実は前から細々と行ってはいたが、本腰を入れるようになった。
そして、食事を変えた。多かった大好きなラーメンを減らして食費を節約しつつ、できるだけ鶏胸肉を使った自炊に代替していった。

そうした巷でいう男磨きを続けていくと、以下のような変化があった。

  • 身体の余分な脂肪が減り、筋肉が付いてきた(当然w)

    • 特に顔痩せは他者からもわかりやすい

  • 自信がついてきた

  • 行動力が向上した

  • 仕事で評価されるようになった

ここまでくるともう何言ってんだという感じだろう。
だが、これは全て事実である。
「やましたおしのやすし」史上最もバズったポストは、推し活の正の側面を全面押し出したものだ。僭越ながら、他のオタクにも希望を与えたかった。

筋トレの効果を肉体面と精神面に分けると、以下のように単純に記述することができる。

  • 肉体面:脂肪が減り、筋肉が付く

  • 精神面:自信が付く

肉体面は言わずもがななので、精神面について述べよう。

まず、自信の大半は、自分との約束を守ることによって積み上げられていくものである。その約束は、長期かつ困難な方がより強固な自信に繋がる。
筋トレは少なからずしんどいものだし、それを続けているということだけでちょっと困難な約束をちゃんと守り続けていることになる。
そして、肉体面のメリットは精神面にも影響を及ぼす。
鍛えることによって日々変化する身体はまた自分に自信を与えてくれる。

このように、筋トレは精神的なメリットが非常に大きい。
自信はすべての行動の源となるのだから、あるに越したことはない。

このようにして僕は自信を取り戻し、悩まずに行動することができるようになった。文章で書くとしょうもない話に見えるかもしれないが、これは非常に大きな進歩だった。

実は、2023年6月に以下のように目標を立てていた。

すぐに行動できるバイタリティが身につき、上司や周りから「変わったね」と言われるようになった。仕事でも目標120%の成果を上げ続けられるようになり、本当の意味での「自分に自信」を持てるようになりました。

完了形で書いていることについては突っ込まないでほしいw
乃木坂46の久保さんの夢ノートではないが、達成したいことを書き留めておくというのは意味があるらしい。正直、これを書いたこと自体忘れかけていたのだが、見返すと確かに達成されていることが多かった。特に「これを実現しよう」と意識していたわけではなく、「気づいたら達成していた」というのが本当のところである。

上司に「変わった」と言われるのは、10月あたりから特に顕著であった。
その中でも面白かったのは、「仕事中と飲み会のギャップがなくなってきたよね」というコメントだ。
飲み会ではめちゃくちゃ喋るのに、前は仕事中はしょぼくれてたよね、と(笑)
僕は別に仕事中と飲み会で意識的にテンションを変えていたつもりはないが、確かに飲み会中の方が自分らしくいられた気がする。自信を持つことで発言回数が多くなり、仕事中も自分らしく、ストレスなくいられているのだと思う。

おわりに

思いのほか長くなってしまいました。
このnoteの大半は2023年12月31日の深夜に書いていたので、全体的に痛々しくなってしまったかもしれません。
アイドルに興味のなかった僕は、山下美月さんという手の届かないアイドルにガチで恋をしてしまい、その気持ちを原動力に自分を変えるきっかけをつかみました。これからも挫けそうになることはいくらでもあると思いますが、その度にこの経験を思い返し、山下さんへの気持ちを強く持って進んでいきたいと思います。

オタクにはオタクなりの戦い方があります。
これからも全力で楽しんで生きていきましょう!
みんな、生きてるだけでえらいよ◎


追伸:
ガチ恋オタクの章では省きましたが、山下さんへの気持ちは恋心だけではありませんでした。
正直言って、悔しかったのです。
自分より年下なのに、こんなにも頑張って成功している。
自分はなんて小さいことで躓いているのかと。

一般的な感覚の人であれば、恐らくアイドルにガチ恋なんかしないし、ましてや悔しいと思わないでしょうw
痛々しいと思われるでしょうが、僕は一丁前に、選ばれし才能に恵まれた人に嫉妬しています。どこまでも勘違いして、自分にできないことはないと思うくらいで、限界のある一般人にはちょうど良いとさえ思っています。

お前のために、お前だけの人生を生きていこうな。



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