財務事務次官のバラマキ批判について【コラム】
こんにちは、千正です。
財務省の矢野康治事務次官が、10月8日発売の月間文芸春秋11月号に「このままでは国家財政は破綻する」と題した論文を寄稿しました。各党のバラマキ政策を諫めるもので、現役の事務次官による意見表明自体が異例のことでもあり、賛否両論の話題となりました。
これについては、思うところが色々あり、僕も注目しています。
現役事務次官の発信、今回のケースの是非をどうとらえるべきか、政治的な意味合い、緊縮財政VS経済成長の構図は正しいのかなど、様々な論点があります。
千正の視点から解説と見解をまとめましたので、考えるきっかけとしていただければ幸いです。
【記事の目次】
1.論文の内容について
2.論文は私的なものか
3.官僚の発信について
4.緊縮財政VS経済成長の対立構造は正しいか?
5.選挙公約の見方
ここから先は
3,425字
/
1画像
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?