マガジンのカバー画像

一次・二次創作ごちゃまぜ

4
運営しているクリエイター

記事一覧

ラストリゾート(曲解釈二次創作)

ラストリゾート(曲解釈二次創作)

※ピクシブに上げていた作品ですがピクシブもサイバー攻撃を受ける可能性があるとのことで。
ほんの少しだけ手直しをしています。


───これは禁煙と言っていいのだろうか。僕は熱が出た時に「だけ」、煙草を吸う。体調管理は気を付けているから滅多に吸わない。
僕の名前は霧島 絵夢。………ここでまで隠す必要は無いか。本当の名前は絵里花って言う。聞いただけで1発で女ってわかるでしょ。「絵」の1文字は好きだ

もっとみる
エリカの憂い【二次創作SS】

エリカの憂い【二次創作SS】

「______ねぇ、知ってる?“私達”の近くに、変な実ができたんだって。」

「美味しいのかなぁ?」

「どうだろうね_____」

「エリカ、論文の内容迷ってなかった?その実について調べてみたら?」

「う~ん、そうねぇ…」

 植物は、植物同士で“会話”をするという。とある、朝露が照らす美しい森の中に、“変な実”ができたことについて植物達が噺している。その中の「エリカ」は、その“変な実”につい

もっとみる
海ノ中ノ学校【夢を書き起こしたSS】

海ノ中ノ学校【夢を書き起こしたSS】

この世界は__
どこかの作品のウォーター○ブンのように、海に沈んだ。
だが、常日ごろ沈んでいるのではなく、度々高波がやってくる。

この高波で、多くの者が死んだ。
今ある学校も、1学年だけであるしクラスも2クラス。それぞれ10数人程度だ。

校舎は高波から守れる術を得たものの、校庭はそうもいかない。
そのため、この学校には秘密裏のルールがある。

___校庭に出ていいのは、自殺願望がある生徒のみ。

もっとみる
You(短編小説)

You(短編小説)

「答えを…教えてくれよ。」
僕は1人、虚空に向かって呟いた─。

 始まりは、1人で行きつけのカフェでコーヒーを嗜んでいた所だった。
僕が座る席はいつも決まっていて、滅多なことがない限り私が行く時間は空いている。
その席はテーブル席で、二人掛けの席のため自分と向かいの席に荷物を置き、ゆっくりコーヒーを飲むのが日課だった。
いつもは特に何も起きないのだが、この日はイレギュラーだった。
いつも通り、コ

もっとみる