リーダーシップとユーモア
コミュニケーションの質と量が、個人やチームの関係性に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。そういう意味で、コミュニケーションの潤滑油となるユーモアのセンスは、リーダーシップを発揮する上で非常に大きな要素だと思っています。
リーダーとして大切なのは、自らコンテンツを発信するというよりも、ユーモアを発揮しやすい空気を作ることでしょう。
笑っている人が、みなふざけているわけではありません。
一見深刻そうな顔をしている人がみな、本当に真剣とは限りません。
物事に取り組む真剣さと、コミュニケーションの装飾や潤滑油としてのユーモアを、ちゃんと別のレイヤーの事柄として捉えられるチームが理想かなと思います。
一方で、リーダーからすれば皮肉まじりの「冗談」のつもりが、まったく「冗談」として伝わっていないというケースも往々にしてあります。十分に注意しましょう。
ユーモアという殻を被った個人攻撃や誹謗中傷に至っては、最も避けねばならない事象です。
発している本人がどう思うかではなく、受け取る側の基準に委ねられるという点は、リーダーが発するかどうかに関わらず、あらゆる人が注意すべき点ではあります。また自チームでそうしたコミュニケーションが起こったときに、リーダーは決して見過ごしてはいけません。
ユーモアには、相手への思いやりと心の余裕と少しの勇気が必要です。これはリーダーシップを発揮するのに必要な要素と一緒な気がしています。
あなたのチームにユーモアは足りていますか?
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