リーダーシップ・チャレンジと5つの実践
初版から25年経ちつつも改訂され続け、20か国以上で合計200万部以上出版されている「リーダーシップ・チャレンジ」という書籍と出会いました。
この本の中心は著者が多くのリーダー達の実践例から導きだした「5つの実践」という指針で、それぞれ原理原則と豊富な実践例が紹介されています。
ちなみにこの「5つの実践」の信ぴょう性ですが、経営陣が「5つの実践」に真剣に取り組んでいる企業と、そうでない企業の業績を五年に渡って比較調査したところ、税引き後利益で18倍、株価は3倍高かったそうです。
この5つの実践とそれぞれを補完する10の行動原則は以下の通りです。
模範となる
1.自分の言葉で語り、共通の理想を確認することで、価値観を明らかにする
2.共通の価値観に従って行動することで、手本を示す
共通のビジョンを呼び起こす
3.心躍るような崇高な可能性を想像し、未来を描く
4.共通の夢に訴えて、人々を引き入れる
プロセスに挑戦する
5.自発的に行動し、革新的な改善策を外部に求めることで、チャンスを模索する
6.小さな勝利を積み重ね、経験から学ぶことで、実践しながらリスクをとる
人々を行動にかりたてる
7.信頼を築き、絆を強めることで協働を育む
8.意思決定の権限を与えることで、人々の能力を高める
心から励ます
9.卓越した成果を褒め、貢献を認める
10.共同体精神をつくりだし、その価値と勝利を讃える
ここだけを切り取ると、リーダーシップをありがちな切り口でまとめたように見えてしまいます。(もちろんこの整理は著者たちの苦労の結晶であることは間違いありません)
またこうした書籍はきれい事だけをすくい取ったように思わるからなのか、一部の人から敬遠されがちです。
ただこのガイドが「5つの実践」となっている点は見逃せません。発言ではなく実行こそが、リーダーとしての信頼を生む大前提であることは言うまでもありません。(以下noteにその根拠をご紹介しています。)
この本のエッセンスが、自分だけでなく多くの方のリーダーシップの開発に貢献できると信じ、明日から読み深めつつポイントをnoteに綴っていきたいと思います。よろしければまたチェックしてみてください。
著者もあとがきの中でこう述べています。
「鑑賞するように学ぶ」のではなく、「自ら実践するために学ぶ」
理論と実践の往復の中でより深い実行力が身に付くと信じ、共に学んでいきましょう。
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