恵まれた生まれ(環境)は徹底して活用しろ!
先日友人と話していたとき、その人は、収入が減っていたときに、実家に戻ることを躊躇したという話を聞いた。
自立していることが善という価値観で、30過ぎて実家で暮らすことには抵抗があるようだ。
これについて、私の考えを伝えた。
それは、しっかりとしたビジョンがあるなら、使えるものは徹底して使っていい!ということ。
実家が都内にあるというのは、実際、大きなアドバンテージだろう。
地方出身者などからしたら、都内に実家があれば、家賃なしで働けるし、最悪、病んだり、転職期間など収入がないときは、都内の家で休憩できるとなれば、相当に恵まれた環境に見えるだろう。
だからといって、あるものを、使わないでおくストイックさは何のためになるのだろうか?
使えるものは使えばいい。
恵まれているといっても、都内に家がある程度なんてたかが知れているだろう。上を見ればキリがない。金もあれば、知的な刺激もとんでもなくある幼少期を送っている御曹司など沢山いる。(もちろん、下を見てもきりがない)
「生まれ」は選べないのだから、それは、ポジティブに捉えて、徹底活用すればいい。
ただ、1つ重要なことがある。
それは、ある程度ビジョンがあるということだ。
もっといえば、社会に何かしら価値創造できるという計画の一環として、生まれのリソースを使うということ。私利私欲のためはよくない。
私も実家が都内なので、30歳過ぎて大学院に行ったときは、実家に住んでいた。(学費等生活費は自己負担で、多少の家賃も払っていたが)
これは、将来、何かしら社会によいことをしたいという思いがベースになった取り組みだったから、何の後ろめたさもない。
それが成功するかしないかはわからない。
でも、そういうビジョンがあるなら、(恵まれていると思われる)生まれに基づくリソースはフル活用すべきだ。
できる人、余裕がある人が、社会にとってよいことをするのは当たり前の話だろう。
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