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shiny_mango917
11/9 yoasobi 東京ドーム・超現実liveの感想 ikuraじゃなくayaseが歌わな魂伝わらん
約5年前の夜に駆けるの衝撃から5年、
ついにyoasobiのliveに行ってきました。
もともと音楽にはそこまで関心はなかったが、ライブの中国進出にも関わっていたことから、ライブへ行く機会が増え、その素晴らしさにハマっていった。
今回のlive、とても盛り上がって最高だった。
隣には香港からの四人組がいて、誰よりも声を出していた。途中、腕振りが激しすぎてうざかったがw
私、
ぶっちゃけ、yoasobiは好きだが夜に駆ける、アイドル、群青くらいしか知らない程度のファン。
でも、その歌詞とリズム、メロディから、
人生の儚さやどんな人でも持つ人の欲望、執着などのクオリアを感じさせてくれる音楽に魅了された。
今回のライブで感じたのは、
なんか、令和的だな、と思った。
ikuraの歌声は素晴らしいし、あれだけ難しい曲をライブ全体でたくさん安定してうたう技術や体力に圧倒されるが、
ライブで思ったのは、
なんか、きれいすぎる…ということ。
きれいにまとまりすぎていて、1つの作品として完成しすぎている感じがした。
もちろん、それを届けるのがプロなのだろうが、
歌というのはもともと、何かメッセージ性があるものであり、それを魂で表現するようなものだと考えていた自分にとっては物足りなさを感じた。
でも、この理解は昭和的かもしれない。そもそも今、メッセージ性などあるか?
いや、ある。アイドルや夜に駆けるなど、確実に現代の病や欲望を歌っている。
で、結局これらを作詞作曲しているのはayaseなので、ikuraはその問題意識を持っていないのかもしれない。
いずれにしても、良いライブであったが、シンガーソングライターの意義についても再考させられた。