教育におけるカスタマイズとは?
教育を個人に最適化するためにカスタマイズできる領域は何があるか?
以下、何を学ぶか、どこまで、いつまでに、どのように、について考えてみた。
1.何を学ぶか
まず、第一に何を学ぶかをカスタマイズすべきだ。
これは長らく議論されているが、小学校や中学校などの義務教育で何を学ぶべきか?
個々人が学びたいものを学ぶのが理想だろう。
勉強しても将来使わないものは多々あるのだし、大半は忘れてしまう。
人は、生まれてから様々な経験をして独自の価値観や世界観を編み上げていく。
人によって何が好きか?何が得意かは異なる。
それによって学ぶものを最適化する視点は必要だろう。
2.どこまで学ぶか
次に、学ぶ領域が決まればどこまで学ぶか?ということ。
数学が好きだからといって、数学Ⅲ、Cまで学ぶのか?或いは基礎的な内容まででいいのか。
これを決めるには、その人が将来的に何をしたいかに依存する。
でも、大体の場合は、そんなこと決まっていない。
3.いつまでに学ぶか?
何を、どこまで学ぶかが決まれば、次は時間制約だ。1日30分で数年欠けて学ぶのか、短期で数ヶ月でやりきるのか。
これも、その人が将来進む道により決まる。
4.どのように学ぶか?
次は、どのように学ぶかだ。どのような学習形式か?いくつかの形態を挙げてみよう。
・その道のプロからマンツーマンで徹底指導
・作られたカリキュラムにそって動画ベースで自習 + ファシリテーター
・自習
それぞれメリデメがあるし、経済的な制約も検討する必要がある。
最後に
上記がカスタマイズの主な項目であろう。最後に、教育の場合、何か目標が明確になっていることは稀だ。
英語をちょっと勉強してみたら、できるようになり次の目標が見えてくる。歴史を学んだら全然興味を持てず、諦める。そういうものだ。
通常の義務教育は、こういうとき、英語は学校のカリキュラムとペースに合わせなくてはいけないし、歴史の場合は、嫌でも学習を継続しなければいけない。こういう環境により、金太郎飴的な平均的な能力をもった人間が量産される。
教育の最適化は難しい。何を、どこまで、いつまでに、どのように学ぶか、これを決めるには学習者の主体性、或いは、指導者の押し付け(つまり、社会からの要請)がある程度必要になるだろう。