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【AI教育の課題】人の関与をどう評価するか #atamaplus

AI教育のリーディングカンパニーatama plus社、当社のAI教育の方針は、「AIがティーチングを。人がコーチングを。」というものだ。

以下、引用。

AIによる学習と聞くと、「AIが人間の先生に取って代わるのか?」と誤解する方がいらっしゃいますが、そういうことではありません。強みの分担により従来ではありえなかった成果を生む。それが、atama+です。具体的には、「ティーチング」と「コーチング」の分担です。生徒の強み・弱みの解析やカリキュラム作成など、ティーチング領域ではAIが人にはできないレベルのサポートを行います。先生には、コーチングで生徒を伸ばしていただきます。生徒に寄り添い、目標へと伴走する。学習の姿勢・方法をサポートする。タイミングよく励ます・ほめる。コーチング次第で生徒の成長は驚くほど変わります。AIと人の力の、ベストミックスです。

つまり、学生がどこで間違え、どこで正解が多い、それに基づいて何を学ぶかを決めるのはAIがシュミレーションして最適解を出す、一方で、そこに収まらない(つまりAIで処理できない)人間的な領域であるモチベーションや行動に関わることは人間である先生が行う。

この構図はよいと思う。

つまり、学習者の学力の伸び幅は次の公式で表される。

AIのパフォーマンス × 先生のパフォーマンス

私は、ここで、「先生のパフォーマンス」の影響がとても大きいと思う。

なぜなら、先生の方が、学生の意識に強い影響があるから。

そして、先生の次の2要素が大きい。

1.人間的な魅力的

そもそもAI学習を指示する先生への信頼がなければ、学習者はやる気がしないだろう。それは、学習領域の経験などもあるが、最終的には先生の人間性だ。

2.先生がAIカリキュラムを人間的な理解可能な言葉で説明できる能力

AIカリキュラムをなぜ信じていいのか?ここがぐらついていては学習者は学習にコミットできない。

なぜAIが導いた学習内容が良い結果をもたらすのか?

AIが統計的にシュミレーションしている内容は、人間の処理能力を超えている。

これを平たく、理解可能な言葉で説明できないと学習者は安心してカリキュラムを遂行できない。

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以上、いくらAIでよいカリキュラムを作ったとしても、より学習成果に重要度の高い人の関与の評価をどうするかで、サービスの品質は大きく変わってくる。


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