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21.02.06筆

0.はじめに

【孫子の兵法】
これは戦略界ではもうトップですよね。
会社経営者なんかみんな好き。
有名どころで言うと、アメリカのマイクロソフト社の創業者ビルゲイツや日本のソフトバンク創業者孫正義さんなんかがいらっしゃいますね。

●この戦略のポイント
1.「敵の強みを避けて戦う」
2.「戦わずして勝つのが最善の策」
3.「勝つために必要なのは武力だけではない」

順に見てみましょう。

1.「敵の強みを避けて戦う」

相手の強みや得意なところを避け、相手が予想していない場所での勝負にしてしまう。
相手の強いところでは勝負にならない。

もし小学生が大切なゲームソフトを懸けてどうしてと横綱白鵬関との勝負に挑まなければいけないのであれば、その小学生は相撲で勝負をしてはいけません。
そう言う時は、ジャンケンにしよう!
確率上げるならかくれんぼでもいいね!

2.「戦わずして勝つのが最善の策」

正面から戦えばこちらも疲弊する。
戦わなくても相手が屈服する方法を選ぶ。
すごく強い敵で、武力が優れている剣士とは、正面から武力で戦わない。
例えば、敵の食糧を絶つと、敵は食べ物がなくて戦えなくなり、負けを認めます。

もし、ぶつかり合うことになりそうであれば、そもそも相手がこちら側に攻撃してくるのに必要な基本条件を奪えばいいだけです。オセロの4つの隅を奪うような行動を見つけよう!
白鵬関と戦わず、相撲部屋のちゃんこを夜中こっそり奪えばいいんじゃない?

3.「勝つために必要なのは武力だけではない」

そうなんです。目的は「勝利」であって、「戦うこと」ではない。「交渉力」「政治力」もフル活用していきましょう。
正面から戦わず、例えばもっと強い他者と同盟を組んだり、地理的な包囲網を組む同盟を結んだり。
つまり、武力が足りなければ、他の誰かに力を借りれば良いのだ。

1対1で戦わなければいけないなんてルールはない。
相撲界にはあっても勝負にはない。
白鵬関と戦うなら、朝青龍と貴乃花と若乃花と曙でも連れてきて、ずらりと並び全員ではっきょーいと掛け声かければ白鵬関、戦わずして負けるんじゃない??

4.おわりに

さくっとご紹介しましたが、孫子の根本的な考えは基本これだけです。
あとは、この思考を持った上で、その戦場に合うやり方を考え、実行するのみです。
孫子の時代、中国戦国の世です。
生き残るために、家族を守るために必死だったと思います。
それだけの時代背景があるからこそ、編み出された最強の生き残り方法だと思います。
2500年近くも語り継がれ、その間も多くの人の命を守ってきてくれたでしょう。
ほんとうに感謝です。

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