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”気になるマーケの手法:試してみる➉<コレポン2021>若手俳優の知覚マップ

毎年、授業で体験調査し実演しているコレポン<コレスポンデンス分析>を今年もやってみました!

コレスポンデンス分析は、数量化3類と数理的には同じ手法です。コレスポンデンス分析の基本の考え方は、行列(分割表)において、行項目と列項目の相関が最大になるように、行と列のカテゴリにスコアを与えることです。この場合の行列は、データシート、クロス集計表など、第1行(表頭)と第1列(表側)に注目する項目があり、他の部分にこの項目に対応するデータがあるものであれば何でもかまいません。相関が最大になるように並べ替えるということは、クロスセルにあるデータを見ながら、近い項目が隣り合うように並べ替えるということです。コレスポンデンス分析(コレポン、対応分析)とは、自社と競合他社など複数ブランドのポジションの違いを可視化する分析手法です。(マクロミル社HPより)

やり方を詳しく知りたい方は、【コレスポンデンス分析】本より分かりやすい!動画だから分かる!コレポン!【統計シリーズ/多変量解析】【コレスポンデンス分析 R実践編】本より分かりやすい!動画だから分かる!コレポン実践!【統計シリーズ/多変量解析】が分かりやすいですよ!

さて、今年も若手俳優のポジショニングマップ(知覚マップ)作りに挑戦しました。

若手俳優

今年の10名はネットで「若手俳優」で検索して、トップ10を選出。イメージ属性は昨年と同様に設定しました。今年は、受講生60名から回答を得てます。アンケート結果のマトリクス表が次の通り。

マトリクス表

ひとりひとり見ていくと面白いですが、やはり、マトリクスでは全体構造は掴みにくい! そこで、コレポンの登場です。

コレポン

今回もアンケートおよび分析(多変量解析)は、マクロミル社のQuestantを用いて行っています。いよいよマップ化です。

マップ21

一見、「かわいい」「楽しい」「面白い」「さわやか」「王子様系」近くに多く俳優が固まっている、この辺りが今のトレンドでしょうか?

実は、過去4年同じ調査を続けているので、見てみましょう。

マップ20

マップ19

マップ18

ピックアップしている若手俳優の布陣が少しずつ入れ替わっているので、時系列でかっちりは読み取れないのですが、2018年当時は、さわやか・正統派系とワイルド・セクシー系、そして楽しい・面白い系と3つの派が割とはっきり分かれていたようですが、だんだんと、「さわやか」「面白い」「楽しい」「王子様」と大きな流れがまとまってきているようにも見えますね。ドラマや映画など、アオハル系のさわやか路線も多く、そこで若手俳優の活躍の場がたくさんある、という感じでしょうか?

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