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50代の私が感じる -職場の今と昔-

皆さん、こんばんは!暑くなってきましたね。
今日は、私自身の願いでもある、「シニアの増えた日本の職場をもっと元気に!」について、少し書いてみようと思います。
”こんなこと考えている奴なのか~”程度に、気楽に見て頂ければうれしいです。 *タイトルが何ですが、年齢差別主義的意図は全くありませんので…..

シニアって誰?

「シニア」という言葉、目にする機会が増えていますが、明確な定義はあるのか?気になっていました。調べたところ、国連機関では「65歳以上」を
指すそうですが、就労関係で使われている場合は、定年の60歳前後、場合によっては55歳以降を指している場合もあるようで….. 。
世の中の変化と共に変わっている、もしくは使い手の意図や、受け手のイメージに幅がある言葉と捉えておけばよさそうです。
ちなみに「若者」も、国連定義は15歳~24歳とのことなので、思ったより若いですね。昨今の日本の職場で「若手」と言われた時の印象とは、少し違うような….。この辺りも少子高齢化の影響なのかもしれません。

年代別就業者 ー20年前と今ー

言葉は曖昧そうなので、実際のところ、働いている人の年齢は上がっているのか?統計資料をパラパラとみてみました。
下につけたグラフは、年代別就業者の2003年と2023年比較です。
*水色:  2003年(就業者総数 63百万人)
*オレンジ:2023年(就業者総数 67百万人)

就業者総数が増えている以外に、45歳ー54歳のボリュームが大きいこと、
65歳以上の方が増えているのは年金制度が変わった影響?なども見て取れます。ChatGPTの習得途中につき、文字での説明が多くなり、すみません💦

年代別就業者数 2003年 vs 2023年  ソース:労働力調査(統計局)

全職業をひとつにした資料を見ていても仕方ない気もするので、「第三次産業」だけ切り出してみたのですが、ちょっと微妙かも。(下の円グラフ)
結局のところ、自分が所属している組織・職場でない一般論は意味がない気もするので、ここまでにしますが、言えることがあるとしたら、
「昨今、55歳以上のメンバーが3割を占める職場があってもおかしくない」「若手が減っていてもおかしくない」
という感じでしょうか….。
昭和後半が事業の最盛期だったメーカー出身の私は、「すごくわかる!!」派なのですが、皆さんはいかがですか?

第3次産業における年代別就業者(割合)2003年(左) VS 2023年(右) 

昔の常識で考えない

さて、20年前を持ち出したのには理由がありまして….
20年と言うと、今50代半ばの(私のような)人が、”若手~中堅”だった時代。「20年前と今の職場は違う」を、例えば上記のような具体的なイメージで持っていると無駄なストレスが和らぎ、「その常識って今の自分たちに当てはまるんだっけ?」と素直に見直せないか、というお話を書いてみたく、回り道しました。これは日常的に、自分に言い聞かせていることでもあります。

例えば、ですが、皆さんのところにこんなこと、ありませんか?
・新入社員に対して、20年前の感覚で仕事を振ると、辞めてしまう。
なぜなら、指示する先輩複数に対し、受け手は1人しかいないから。
(新人が多かった時代の人は悪気なく、これをやりがち?)

・50代の部長が、自分が若かった時の経験をベースに部下を育てようとするが同じキャリアパスが成り立たないので、説得力がない。

・事業継承=若手、という公式は当てはまらないかも。

・そもそも、職場に多様な価値・働き方を求めるメンバーがいるので、ひとつのセオリーで統括することは難しい。

・「シニアには創造的な仕事は出来ない」と決めつけてしまうと、職場の雰囲気が悪くなる。(それなりに人数が多い場合は、ネガティブな影響も大きい)

年齢の問題はジワジワと変化が起き、自分も必ずその一員なので
客観的に捉えにくいのが、悩ましいですね。
あと、誰でも自分の過去・経験を誇りたいもの。
そこにメスを入れて、「今」にあった仕組みに変えるには、個人の努力だけではなく、仕掛けも必要なのかな、と常々感じています….。

もし、こういう話を面白い、もうちょっと聞いてもいい、と感じてくださる方がいらっしゃるようでれば、わかりやすく表現する工夫(取り急ぎはChatGPT&NOTEの使いこなし…)にチャレンジしたいと思っているので、
コメント頂ければ嬉しいです。

まとめ

私自身の話をしますと、ついこの間まで「女性社員」「女性管理職」など
職場のマイノリティ路線を歩いている感があったのですが、
昨年あたりから「シニア」(もしくはプレシニア?)グループに入れてもらったようで、何となく落ち着きません。
これは男女の別なく、同じほうに思われている方が多いかも…..

おそらく「若者」という一括りが乱暴なのと同様、「シニア」という括りも乱暴で、ひとまとめにしてしまうのはもったいない。
働かない、挑戦しない、年齢を言い訳にする、などなど、言葉自体にネガティブなイメージがある気もしますが、ポジティブな変化が出てきているところでもあると感じるので、ここはぜひ、枠にはまらない流れを作りたいなあ~と個人的にも感じています。

まとまらなくなりましたが、このような「身近な少子高齢化問題を考える」テーマもたまに書いていければ、と思っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


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