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彫刻は風の姿をとらえるように


千里中央公園後にして、そのすぐそばには千里体育館
が建っている。そしてその前に建つ彫刻を見上げる。
その彫刻は風を受けて大きく動く。とても大きな彫刻
でも、その動きは軽やかに風の姿をとらえるように。


千里体育館は風になびくように建ち
その建物のカーテンウォールに映るのは
黄色のテント膜によって風をとらえる彫刻
その彫刻はゆっくりとではあるがダイナミックな動きで
ステンレスの鏡面の支柱に映る様子もおもしろい
それは風の姿をとらえるように
ゆっくりと回転を続けていく
その彫刻の名は森のささやき。新宮晋氏によるもので
風によって左右別々な動きもする
公園と建物と彫刻の風景を楽しんで

新宮晋氏といえば、改修中ではあったが北九州でも

また福岡の水上公園の風のプリズムも思い出す

2023年には大阪中之島美術館にてレンゾ・ピアノ氏
との展覧会。開催時期は9月14日までで、大阪に戻って
くる前のこと。訪れることができなかったのが残念だ。

新宮晋氏の作品は、日本に留まらず世界各国に。
外国への訪問は難しいので、せめて日本の作品を。

ずいぶん前に訪れた銀座エルメスにも
そして大阪にも作品は設置されていて
西梅田の建物の隙間にそびえるように
コールテン鋼の茶色と赤のオブジェの組み合わせ
そして西梅田に建つもうひとつの作品へ

以前の西梅田の街歩きでもみかけたもので

それはハービスENTのすぐ側に建っている
風をうけてゆっくりと姿を変化させ
街の風景に土台の黄色がよく映える
太陽の肖像という名の作品

そしていつか風のミュージアムへ

2013年のオープン時の氏からメッセージも


日本に留まらず、世界各国に設置されている新宮晋氏
の彫刻作品。とても訪れることはできないが、せめて
日本各地に設置された彫刻に旅の途中に立ち寄ろう。
まずは三田市の有馬富士公園内に、風で動く12点もの
大型彫刻が設置された風のミュージアムを訪れたい。





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