見出し画像

姫路の街の建物と彫刻と

黒川紀章の残した幾何学的な彫刻のような


保健センターの建物を後にし、姫路の旅は続いていく。
道中に様々な建物や彫刻があり、それらをたどるのも
楽しみの一つで、形や作者も確認しながら姫路の街を
進む。目的地まで足を止めつつ楽しみながら少しずつ。


しばらく西へ進むと、建物の頂部まで連なる壁面とサッシで
構成される外観の建物は
姫路市市民会館。館名板はかつての市長の吉田豊信
壁面にはコンクリートのはつり仕上げに丸のデザイン
あらためて姫路市市民会館の館名板と
見上げれば鳥の彫刻
建物の壁面とのバランスも楽しんで
向かいの建物の構成も気になったり
街中には新たな形を模索する彫刻のような建物や
細かな描写による人の彫刻も
こちらは戦後の具象彫刻の中心になったという本郷新により

その作品は福岡銀行本店の吹き抜けの下でも出会った

札幌には1981年に開館した美術館も
北海道への旅はいつかのお楽しみに

駅から眺めた大手前通りに並ぶ彫刻の中には鯱の姿も
駅前には1/5のスケール。大きくなるほどに迫力も増して
ようこそ姫路へ。姫路観光コンベンションビューローを横目に
姫路のメインストリートの大手前通りの先には
日本一高い天守。この道は日本の道100選にも

そこは姫路駅から世界文化遺産の姫路城へと続く道

いつものように周辺案内があれば確認しつつ
大手前通りを進めば、別の彫刻も
作品名はブーツの娘。仙台とパリにもあるという
刻まれた作者名のCHURYOといえば

佐藤忠良。奈良にある中野美術館でも

マンホールに描かれた姫路城にも目を留めつつ
姫路城の方へと進みながら
周囲にめぐらされたお掘の風景も楽しんで
姫路城の南に大手前公園。その先にイーグレひめじという建物
道沿いの人と白鳥の彫刻は
新谷秀雄の想という作品

通りに並ぶ彫刻に御堂筋も思い出す。
御堂筋もまた日本の道100選でもある

姫路城の周囲をめぐりつつまだ北へ。芝生が広がる
城見台公園では鯱の向こうに姫路城
いろんな角度で姫路城を楽しんで
さらに並木の下を北へと進み
次は姫路城の足元に建つ赤レンガの建物へ


彫刻家の作品は日本の各地に点在し、それらをたどり
ながらそこにこめられた思いを感じ、過去に見た作品
にも思いをはせる。旅をすれば、様々なものに出会い、
旅をすれば、少しずつ世界はひろがりつながりを持つ。



いいなと思ったら応援しよう!