宇治には物語がある
うさぎに案内されるように展開する動画
最後のシーンには平安時代の源氏物語
それは紫式部によって書かれた日本最古とも伝わる
全五四帖からなる長編の物語。そして最後の十帖は
宇治十帖ともよばれていて、宇治が主な舞台となる。
平安時代に貴族の別荘地であった宇治。当時の貴族
は別荘で御堂にこもり、仏に祈るという習慣があった
ことから、宇治の地がその舞台に選ばれたともいう。
子供が大きくなり機会は少なくなったけどこれからも
京都アニメーションによって手掛けられた
建物と緑の美しい風景を動画でも
360度で建物内部ももう一度楽しんで
そしてここは光る君への舞台でもある
宇治には物語がある。源氏物語ミュージアムが伝える
物語。もみじのトンネルを抜け、現代から平安時代の
展示風景へいざなわれる。緑に包まれた建物は、季節
の流れや移ろいを映しだすことだろう。宇治にある
変わらないもの、変わりゆくもの。1000年もの前の
源氏物語を携え、宇治は未来へ街の物語を綴っていく。