彫刻を眺めるように建物を楽しんで
楽しみながら時間があるかぎり建物を楽しんで
富山の街に建つ美しい文学館へ。せっかく訪れたけど
その日は休館日。富山の旅では時間があれば訪れよう
と思っていた建物。せめてその外観デザインだけでも
楽しんで。そのシンプルな佇まいや質感のある外壁も。
高志の国文学館では、次の未来へ向けて2022年に
新館長は室井滋さんへ。文学館の広がりが期待されて
県立4ミュージアムの楽しいPR動画もその一環で
今回の旅で訪れることのできた富山県美術館
創建築事務所が手掛ける富山県水墨美術館や
立山博物館にはまたいつの日か
そして高志の国文学館では、休館日でも建物の形状や
周囲との関係性、外壁仕上げの魅力にもふれた
内部の空間は動画にて楽しんで
高志の国文学館。旧県知事公館が改修され、展示棟が
増築されて2012年に開館した建物。万葉の時代から
続く越中文学に関する文学館として、文学のみならず、
絵本、絵画、漫画等も楽しめる施設に再生されている。
外部から眺めることしかできなかった富山の街に佇む
文学館。建物の楽しみは、外部から彫刻のように眺める
こと、内部空間を楽しむこと。建物が彫刻と異なるのは
内部空間を有し、内部からの視点を持つことでもある。
内部の空間を歩く。体全体でその空間を感じ、様々に
視点を変えながら進む。内部に広がる空間に、外部と
のつながりを感じながら、取り入れられた光をたどる。
今回は残念ながら、内部空間には訪れられなかったが、
それはまたの機会にし、いつかの富山の旅の楽しみに。