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奈良公園に広がる風景といえば

いつものように建物をたどり、旅は続いて

奈良公園に広がる風景を進む。奥村組記念館を後にし、
店舗エリアを通り抜けると、参道へと出る。記念館の
展望スペースから眺めた風景の方へ向かう。その先に
は天平時代より姿を変えつつ、今に伝わる寺院がある。


奈良のいたる所に立つせんとくんもたどりつつ
奥村記念館のすぐ横には夢風ひろばという店舗エリア
その中を気になる風景に目をとめつつ
天平時代の色鮮やかな衣装も想像しつつ

夢風ひろばのお店にはまた次の機会に

店舗エリアを抜けて東大寺への参道に
まずは正面にそびえる南大門の方へ
中央の木造千手観音立像は、2013年
より四月堂から東大寺ミュージアムへ
観光客でにぎわう東大寺。南大門は創建時のものは
倒壊し、現在のものは鎌倉時代に再建されたもの
門の左右に立つ金剛力士像は鎌倉時代
を代表する仏師の運慶と快慶によるもの
南大門のすいこまれそうになる小屋組みを見上げ
その建築様式は、重源によってもたらされた大仏様で
外観や天井のない化粧屋根裏にも圧倒されつつ

金剛力士像も動画で振り返って

1988年から5年の歳月をかけて改修された南大門 

すぐ側の2010年に竣工した東大寺総合文化センターの中は
東大寺ミュージアム。東大寺の国宝が安置される建物では

当時、日本初となる部屋免震構造が採用されている

動画で内部の紹介も。またいつか千手観音菩薩立像へ

大切な仏像や宝物には、光も配慮されて

人々で混み合う参道の向こうにみえる大仏殿の輝く鴟尾
参道を少しそれて角度をかえて中門と大仏殿
鏡池という名の池の中央の島には弁財天
参道を進んで1716年に再建されたという中門へ
朱色の楼門造り。こちらは2階部分には裳階がまわる
中門の格子越しに大仏殿を遠く眺めて

世界遺産でもある東大寺を動画でも

東大寺寺子屋の風景。きっとこの経験は将来に

今回は大仏殿は眺めるだけにして、中門に安置された仏像を
四天王の毘沙門天と、こちらが持国天
多聞天とも呼ばれる毘沙門天の解説も
中門をぐるりと見渡して
外側の壁面に沿って東へと進む
鏡池は、柄付きの鏡のような島を持つことからその名を
奈良公園を北へ向かえば東大寺

奈良公園といえば、その中央の軸線を構成する東大寺
の南大門と大仏殿。東大寺には何度か訪れているが、
あらためて大仏殿が3度目に築造されたものであると
知った。710年に平城京に遷都以降、幾多の戦さの歴史
を経て、今にいたる奈良の地に思いはせつつその先へ。

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