壱岐は神々の宿る島
壱岐島は『古事記』の国生み神話によると、伊邪那岐
(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)の二神によって
作られた八島の内、五番目に生まれたといわれている。
また壱岐は「天比登都柱(アメノヒトツバシラ)」とも
呼ばれ、天地を結ぶ道の役割を担うなど、神々とゆかり
が深い場所として語られる。その壱岐には150社以上
の神社がある。今回は壱岐島に宿る神々を感じ、豊かな
自然を楽しむ旅。いつもの自転車で島を駆けめぐろう。
天手長男神社のご祭神は、
天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)
天手力男命(あまのたぢからおのみこと)
天細女命 (あまのうずめのみこと)
の三神である。
天手力男命と天細女命に、高千穂の風景を思い出す。
アップダウンを繰り返しながら進む。ふと視界の先に
広がる海の光景に心踊る。疲れも忘れ、またペダルを
まわす。雲は流れていく。次の目的地までもうひと息。
緑と空と海の風景に囲まれ、道沿いに咲く花を眺め、
自転車を走らせる。島の豊かさを感じる旅を楽しもう。
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