見出し画像

旅先の朝の散歩は楽しみのひとつ

富山の街で宿泊を。旅の4日目は朝の散歩から

4泊5日の富山への旅も中盤を過ぎ終盤へ。宿泊したの
は富山の街中に建つホテルよし原。とくれば朝の散歩
はもう一度、富山の街へと。自分の足で街のスケールを
感じながら、街を構成するデザイン要素を楽しみつつ、
家族が起き出す前の朝のささやかな時間を楽しんで。

まだ街も起き出す前。朝の静かな富山の街を歩く
富山駅前には富山エクセルホテル東急。いつかの旅の候補にも
ダブルツリーbyヒルトン富山も意外にリーズナブルで
MAROOTにはホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA
山の稜線を描く建物の外壁は、朝日の光で輝いて
旅をしながらも、またいつかの旅にも思いをはせたり
富山の路面電車は富山駅を貫通するように

2020年に南北が接続し富山の街は広がって

停留場の壁面には富山ならではのガラス装飾壁

背面の光の温度で時間により見え方が変わっていく

路面電車がつなぐ富山の街。富山が目指すのは
鉄道軌道やバス路線により歩いて暮らせる街へ
街を縫うように走る路面電車は、触れられそうな距離で走る
富山駅を南側から北側へと抜けて
もう一度、富山駅の北側の風景を歩く朝のひととき
赤い球体が浮かぶのはアーバンプレイスという飲食店ビル
まだ街が目覚める前、先日に歩いた道をもう一度。右手には
大きな白い大理石の彫刻。それは人と人が寄り添うように
つながりをモチーフとしたLovers。
路面電車が街をつなげるのと同時に

吉野美奈子さんが手掛ける彫刻が街に設置されて

Loversは拠点とされるニューヨーク
にも立つ。つながりが生じて富山にも

AMAZING TOYAMA。富山に広がる魅力的な風景の中を
建ち並ぶホテルの建物を楽しみながら
JR富山駅を振り返りつつ
昨日、気になりながらも通り過ぎたビルは
北日本放送。カーテンウォールの向こう側には
斬新さをまとうビル。ランダムに散りばめられた素材や形は
周囲の建物に映り込んで。風景が拡張する楽しい瞬間
建物は木のようなパンチングメタルをまとい
その素材が建物の外観をつなぐ要素となり
パネルは折り曲げられて表情を持つ
建物はD-TOWER。飲食店とオフィスの複合施設で
建物内部を貫く通路を通り、その向こう側へ
建物のエントランスには立山連峰をモチーフとしたパネル

イメージは建物のデザインをつないでいく

通路を通り抜ければ、デザインがつながる
木質調のパネルをまとう建物
建物の周囲はめぐればだんだんとデザインは変化して

斜めの壁であふれた建物には以前にも

富山の街を構成する建物に、山の稜線や空の移ろいを感じつつ
建物がまとう仕上げはメリハリのあるデザインで
木目調パネルはアルミパネルに木目柄が直接印刷されたもの

建築素材も進化して建物の表情は多様に

ガラスに映る明るみが差してきた空を見上げ
階段の段裏も美しく、細部へのこだわりも感じる
デザインされたオーバード・ホール/中ホールは

久米設計に手掛けられて、隈研吾氏が監修で

隈研吾氏と富山といえば、こちらの建物も

連続するパネルのデザインが共通する二つの建物をめぐり
動きのある外観デザインを楽しんで
建物のデザインは街に活力を与えていく
サインにも山並みのデザインモチーフ

建物やデザインをたどる街歩きを楽しんで

改めて、前日に家族で歩いた富山の街を歩いてめぐり、
遠目に気になっていた建物も楽しんで。家族との旅で
は、気になるものすべてを訪れる訳にはいかなくて。
でも一人であれば、そこは気ままに朝のひとときを
利用し、富山の街がおりなすデザインの中へもう一度。


いいなと思ったら応援しよう!