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旅先では早朝の時間を楽しんで

旅の記憶をたどりながら旅を続けている

旅先の朝の時間は楽しみのひとつで、富山では早朝の
時間を利用して公園をめぐった。そして井波での朝は
長男と二人の散歩。旅先で一緒に朝の散歩にでかけた
ことを懐かしみ、その歩幅の大きさに成長を感じたり。


井波で迎えた朝。今回の散歩は自然の好きな長男と二人で
途中で井波芸術の森公園を抜けて、その先の目的地へ
そこには多くの大きな木の彫刻作品が設置されて

そこは南砺市いなみ国際木彫刻キャンプが4年に一度
開催される場所。前回は2023年で、1991年から開催
されている。国内外から木彫刻作家が招待され、巨大な
作品が作られて、公園や町に設置されているという。

朝焼けの中で彫刻作品の間をぬうように
先へと進む長男に置いていかれない程度に
迫力のある彫刻作品を楽しんで
こちらは思い出についてⅢ  という高野浩子さんによる木彫り
の本棚を組み合わせた像では、思い出を守る女性が表現されて

思い出はかけがえのない時間を共に過ごした記憶

作品は柔らかなものあれば、幾何学的なものも。アイリーン・
マクドナ氏の作品は、幾何学と調和美を基調にしたものに

いなみ国際木彫刻キャンプでは世界の彫刻家が井波へ

井波芸術の森を通り抜けると、隣には道の駅
そこから山手にある閑乗寺公園への坂道を
長男が何かを観察している間に先行したけど
私も風景に気を取られている間に、追い抜かれたり
片道3kmの朝の長めの散歩。ようやく閑乗寺公園と
併設するキャンプ場が見えてきた

閑乗寺高原には散居村の眺めを楽しめるキャンプ場も

いなみ国際木彫刻キャンプの作品は公園にも点在して
緑に包まれたダイナミックな風景も楽しみながら
朝日が上り切る前に先を急ぐけど、足はついていかず
高2の長男には体力ではかなわずで
なんとか坂を上った先にある展望広場へ
そこは砺波平野に広がる散居村が見渡せる場所で
朝日を受け光が広がる眺めを楽しんで

富山の街に続きイナガキヤストさんの動画も振り返る

砺波平野には屋敷林に囲まれた農家が点在する散居村

朝日もだんだんと高度をあげ、雲は光を拡散させて
やわらかな光に包まれる気持ちのよい朝に
長男と二人での散歩のひとときを楽しんで
展望台があればもちろん上ってみたり
広がる緑と散居村の風景や
自然と彫刻がおりなす風景を楽しんで

今回は彫刻をたどる旅にもなって

閑乗寺公園を後にして、また同じ道を引き返す
足元の草花にも目を留めながら
道の途中にはコンクリートの水路橋も
構造物は緑と一体となり、風景の中に溶け込んで
彫刻の町、井波にはいたる所に彫刻が点在して
長男は自然を、私はそれと彫刻を楽しんで
道の駅にには大きな七福神の彫刻
さすが日本一の木彫りの町の風景で
道の駅の隣には井波彫刻総合会館も
宿への帰り道にはまた芸術の森を通り抜け
すべては見られないけど、点在する木の彫刻や
緑と彫刻の風景を楽しみながら、人の姿の作品や
幾何学的な作品なども。こちらは、風のしおりⅣ 
という作品で風をテーマに空気の流れが表現される
東山 秀誠氏の発芽という作品からは、何かが芽生えるように
2023年に作成された人生の流れという
ドイツのミヒャエル ロフカ氏の作品は
水がイメージされて流れるような表現で
旅の最後の朝に、長男との散歩の時間を楽しみながら


旅をして旅を振り返り、過去の風景にも思いをはせる
いつかの旅でも、朝は子どもたちと楽しい散歩の時間

子どもたちが小さい頃は、散歩に網は必需品で

バルンバルンの森の緑の輝きも懐かしく


大きくなるにつれて子どもたちは先へ先へ

十日町のベルナティオは、子どもたちのお気に入りに


2年前の大分への旅では、以前の旅の風景を

懐かしみながらの朝の散歩を楽しんだ


思い出は記憶の中で重なり連なって。大分への旅から
一年ぶりの家族旅行で富山へやってきた。子どもたち
が小さな頃はよく旅をした。旅をして、その頃の記憶
を懐かしみ、今の姿に重ね合わせ、その記憶を大切に。
富山への旅もこの日が最終日。最後まで旅を楽しんで。


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