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旅には想定外がつきものだ

吉野ヶ里歴史公園でしっかり歩いた。もうお昼も近い
ので、腹ごしらえにランチを目指す。吉野ヶ里公園から
自転車でほどない所にハンバーグのヒルデンがある。
前々から気になっていて、ようやくと思ったら定休日。
臨時休業日のようだ。頭の中は完全にハンバーグ一色。
やむなく次の店に向かう。旅には想定外はつきものだ。


まさかの定休日。なにごとも下調べが大事
と思ったら、臨時休業日とは。旅に想定外はつきもの
気を取り直して進もう。ここはなんだかシュールな風景
ハンバーグが食べたい。もう一軒調べておいてよかった
なんだろうこの落ち着き感。愛されているお店の感じが漂う
ハンバーグはやわらかい。口の中でほどけるよう
お腹も満たされ、どんどん進もう。ここは病院のエントランス
複雑な模様は、やはり影がおもしろい
道の途中にあるパン屋さん。よさげな雰囲気
お庭にはテラスがある。食後のコーヒーを頂こう
逆にコーヒーはサービスのものを。甘いものには目がない
横目に廃墟感のある佇まい。今会いに行きますを思い出す


道の途中にAMABUKI SHUZOの文字
天吹酒造は吉野ヶ里と久留米の間にある
日本酒といえば、煙突と白壁のなまこ壁と黒壁の風景
4月の初旬で桜が見頃を迎えていた。ここで花見もよい感じ
天吹酒造は試飲もできるが、今日は日曜日で休館。またこよう
杉玉の色で日本酒の旬を知る。情緒のある文化だ
天吹酒造は登録有形文化でもある。試飲とあわせて見学しよう
扉にはステンドグラスアート。華やかな天吹のお酒のイメージ
桜の季節は気持ちがよい。青空と桜並木の横を風をきって走る
少し進むと陶芸の里。西は有田、東は白石と呼ばれたという
道沿いには陶器に花が活けてある。風情のある風景
存在感のある陶器が並ぶ。陶芸の里ならではの風景
白石焼には窯元が4軒ほど。日曜日でひっそりとしていた
ノスタルジックな光景。建物の淡い青色に懐かしさを覚える
瀧水窯のギャラリー。木製の引戸のデザインが凝っている
少し離れた所にある佐藤窯
淡い色合いのグラーデーションがかかった優しげな色の陶器
淡い紫や青や緑の陶器が光を浴び輝いている。
美しい色合いだ
さて、もと来た道を引き返そう。桜並木を楽しみながら走る
千栗と書いてチリク。これは読めない地名だ
道路の向かいの建物だって、気になったら写真に納める
千栗土居公園は千栗堤を保存した公園。空に映える武者のぼり
木の色合いの変化のあるファサード。同系統の色の変化が好き

という具合に、いつもの調子で寄り道しながら、久留米
までやってきた。次は久留米市内をまわろう。目指す
は久留米市美術館。休館中も、建物だけは見に行こう。
設計は菊竹氏。その佇まいを眺めるだけでも楽しみだ。

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