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今回は神社を巡る旅でもある

高千穂といえば神秘的な渓谷、そして神話が宿る場所。
神社が点在し、その町は神々と共にある。高千穂の名前
は天孫降臨という神話に基づく地名といわれている。

天照大神の孫にあたる瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)が、
この地に降り立った際、暗闇に包まれていた大地に
稲穂の籾を撒いて明るく照らしたという神話である。
高千穂の神社を回り、神話の雰囲気を感じに行こう。

まずは高千穂神社へ。初めて見る銅板の鳥居
木漏れ日の中を進めば本殿が見えてくる
ここは高千穂88社の総社。威厳のある本殿だ
木々の葉を透してやわらかな光が降り注ぐ
境内に立つ秩父杉。樹齢800年の巨木だ
神社の緑にも神々しさを感じる
こちらは一つの根本から伸びる夫婦杉。家内安全を祈願する
境内には杉の巨木が林立している。迫力のある風景だ
すっと天へと伸びる杉の木にも神々が宿っている
さあ本殿に参拝しよう。夫婦円満のご利益もあるらしい
1778年に再建された本殿の建築様式は五間社流造、銅板葺
鳳凰の彫り物など細やかな装飾がなされている
こちらには波に乗る兎。神話の絵巻のように彫り物が続く
参道を引き返す。神社には別世界が広がっている
神社にそびえる杉の巨木。空気が変わるのもよくわかる


山あいを少し移動する。水田と山並みと青い空の風景が広がる
7月の初旬。あじさいがまだ咲いていた
光に照らされる朽ちかけたあじさいも印象的だ
ここは荒立神社。切り出した荒木を利用して作られたという
高千穂神楽の様子。いつか訪れてみたい
切り絵細工は彫りものと呼ばれている。それぞれに意味がある
茅輪くぐりの方向を確かめてから参拝しよう
主祭神は猿田彦命と天鈿女命
境内に吊るされた板木。打てば7つのご利益がある
願いをこめて打つ。森の中に板木の音が静かに響く

天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、天照大神が天の
岩戸に隠れた際、楽しげに舞い踊った神として知られ、
芸事の上達にご利益があるという。芸能人も訪れる。

そろそろお昼時。宮崎といえば鳥料理を頂きたい
やはりチキン南蛮定食を。これぞ宮崎だ

高千穂を満喫している。神社を巡り、神聖な空気を
感じ清々しい気分となる。巨木の迫力に圧倒され、
板木が響く音を楽しむ。緑は鮮やかで、空は青い。

おなかがすけば、チキン南蛮定食で腹ごしらえで、
身も心も満たされる。豊かな自然と食に感謝しつつ、
次なる神社を目指そう。高千穂は神々の宿る町だ。


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