清流と豊かな森からの贈り物
いつものサニーで購入するお刺身にはもちろんのこと、
朝ごはんの納豆や、お店で頂くざる蕎麦にも、居酒屋で
注文するタコわさにも、わさびは欠かすことはできない。
また、わさびの柿の種は、おやつにもおつまみにもなる。
やっぱり柿の種はわさび味に限ると思って、
亀田製菓のホームページをのぞいてみたら、
新黄金バランスは柿の種7:ピーナッツ3と
あった。いや柿の種1.6:ピーナッツ1がいい。
黄金バランスは遠い昔から相場が決まっている。
柿の種もよいが、やはりピーナッツも美味しい。
私の柿の種ランキングは、
1位 わさび
2位 やみつき塩ダレ
3位 梅ざらめ
4位 柚子ざらめ
5位 スタンダード
6位 減塩
7位 ピーナッツなし(ありえない)
8位 梅しそ(近くに売ってない)
である。
皆様のご家庭ではいかがなのだろうか。
およそいっしょではないかと思いつつ、
ともあれ日頃大変お世話になっている。
ビールや焼酎に日本酒、ときにはジンの
おつまみに、柿の種はもってこいである。
たまに食事がわりになったりもしていて、
今年の健康診断は、ひそかに心配でもある。
わさびにお世話になっていると思う今日この頃、
Dr.ハインリッヒのArtist spokenで、わさびは
自然からの贈り物という話をされていた。確かに
清らかな水を生む森があってこその食材である。
突き抜ける辛さは、豊かな自然のギフトである。
安曇野の大王わさび農場に、いつかいってみたい
と思いつつ、西日本のわさびの産地を探してみる。
すると、島根県はかつて「東の静岡、西の島根」と
よばれていた程で、匹見町はわさびの産地である。
扱うのは葵屋で、匹見わさびの復活を試みている。
その農法は、急斜面に石を積んだ渓流式わさび田で、
限りなく天然に近い自然環境の中で栽培されている。
会いに行きたい日本の風景がまた一つ増えていく。
葵屋のホームページをみると、黒文字焼酎という
匹見地域の森林に自生するクロモジを原料にした
焼酎を扱っていた。「黒文字焼酎 HIKIMI 烏樟森香」
は華やかですっきりとした味の焼酎であるという。
森林の香りがするという焼酎にとても興味が湧く。
清らかな水がある場所で育まれる匹見わさびにも、
豊かな森に自生するクロモジが産み出す焼酎にも、
とても惹かれる。風景を思い浮かべると、実際に
その場所にいってみたくなる。今は、九州各地を
目指しているが、中国地方も魅力的な場所がある。
山も谷もあるが、少しずつ自転車で行く距離を
伸ばしていこう。日々のちょっとした筋トレを
欠かさなければ、今は目をふさぎたくなる長い
坂道も、楽しんで上れる日が来るにに違いない。
いつかの日か豊かな自然のある匹見を訪ねよう。