万博記念公園での思い出をたどりながら
10月に関西に戻ってから、週末の外出を順に追いつつ
記録している。今の所、3カ月半程前を振り返りながら
写真と言葉を楽しんでいる。今回の外出は昨年の12月
の初旬に、久しぶりに万博記念公園を訪れた時のこと。
全面シースルーでも冷暖房完備。一度は乗ってみたい
2015年開館のニフレルは、感性にふれるがコンセプト
日本に10を超える作品があり、堺にもその一つが
2005年オープンの現代美術の森に13点の彫刻が並ぶ
万博記念公園といえば四角いオブジェも思い出す
建物を見ると、つい過去の記憶もたどってしまう
前川國男による設計で、愛され使い続けられる建物に
公園の風景を懐かしみ、大きな公園をぐるりとめぐる。
万博記念公園には、子どもたちが小さかった頃によく
来ていた。木々の中の通路、森の小道、小川のせせらぎ、
日差しを受ける芝生広場、子どもたちとの楽しかった
思い出にひたりながら、公園に広がる風景の中を進む。
万博記念公園は、1970年に大阪万博が行われた場所。
その後、100万本に近い木々が植えられて30年程で
緑豊かな公園へと姿を変え、そして今へ。公園に立つ
木々はいろんな人の思い出を見守り、また未来へと時
を刻む。子どもたちが大きくなり、やがては子どもを
持つようになったとき、いつか万博記念公園を訪れ、
この風景を思い出してくれたならばうれしいものだ。