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今度は街のような公共施設から


京都の日本建築のモチーフをたどる旅を終え、新たな
旅を始めよう。2024年の初めに、北摂地域を自転車で
めぐる。まずは北大阪急行線の延伸工事による開発
工事が進む箕面船場阪大前駅の側に建つ公共施設へ。


自転車の旅では、まずは駐輪場を探してから
2021年に竣工した複合施設へ
生涯学習センターと図書館の案内図を確認し
1階の駐輪場から建物のエントランスがある2階へ
横ラインとコーナーの三角の大きな窓が特徴的な建物は
箕面市立船場生涯学習センターと船場図書館の複合施設
ガラス越しに建物の中を。建物内部をぐるりとめぐり
茶色の外壁のルーバーをたどって進む
ランダムに構成されたルーバーのデザインを楽しみつつ
外壁に沿って進み、複合されたもう一つの建物の
箕面市立文化芸能劇場へ。フォントのデザインも楽しんで
こちらもまずは案内図を。二つのホールからなる劇場施設
TICKETのフォントにもひかれて。その日はイベントはなく
ひっそりとした建物の空間をひとり占めに
シンプルな打ち放しの壁を背景に遊び心のある椅子の並び
繊維団地の繊維がイメージされたという金属のパネルは、
建物の外部を覆い、特徴的な外観のイメージを作り出し
建物内部へと連続していく
外壁は箕面の由来となった農具の箕をモチーフとされ
角度によって異なる見え方もおもしろい
1階はカフェになっていて、デザインされた階段室で
1階へとつながっている
その日は定休日。内部の様子や
外部からもお店の雰囲気を楽しみつつ
建物の構成やつながりを様々な角度からたどっていく
確かに繊維のイメージをまとう建物や
設置されたオブジェを見上げ
休日のひっそりとした建物を思う存分楽しんだ
金属の織物はぐるりと外壁を取り囲み
建物を印象付ける要素となる
外部から内部へとつながる素材を楽しんで
図書館の方までまた戻り
次はガラスに映る建物へ

久米設計により手掛けられた街のような公共施設

動画でその構成がよくわかる


先月の3月23日に延伸開業した北大阪急行線。今まで
は梅田駅から北へは千里中央駅までであったが、その
先に箕面船場阪大前駅、箕面萱野駅が新設された。箕面
萱野駅から梅田駅までは25分で、利便性が高まる北摂
地域。駅ができることにより、様変わりする街の風景。
その時は工事中だったので、またの機会に訪れよう。

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