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相互信頼の高いチームはどうすればできるのか

昨日の記事で心理的安全性について書きました。

今日は「相互信頼」について書きます。
効果的なチームをつくるために心理的安全性の次にGoogleが重視している因子が相互信頼です。

Google re:Workには相互信頼について、このように記載されています。

相互信頼の高いチームのメンバーは、クオリティの高い仕事を時間内に仕上げます(これに対し、相互信頼の低いチームのメンバーは責任を転嫁します)。

ここから先は経験からくる僕なりの意見になります。

相互信頼の高いチームをどうつくるか。
まずは松下幸之助の「ダム式経営」の話のように、つくりたいとリーダーが思うことが大事だと思います。すべては思うことから始まる。

僕は相互信頼の高い状態を「バディシップ」を組んでいるといいます。

まだまだ勉強中ですが、バディシップを組む上で大事にしていることです。1.ビジョンを共有する
2.達成する目標と期限を決める
3.決めた目標を達成する

僕がお世話になってる経営者は「言ったことやろうぜ」とよく言います。
言葉と行動が一貫している人は「誠実」であると。
ドラッカーが著書「マネジメント」でよく出す「真摯さ」という言葉も似た概念だと思います。

お互いの成果にコミットして達成する。そして達成の喜びを分かち合う。こんなに幸せなことは無いと思うし、それこそが仕事の醍醐味だと思います。

まずは自分が言ったことをやる。そこにこだわって真摯に努力します。
その姿勢をみて、バディシップを組む仲間が増えていくと信じています。

信頼に根拠はないと思います。その人の性格や過去の行動ではなく、やればできると信じれるかどうか。これは人に向ける前に自分に向けるものです。自分は自分のことを信じているのか。必ずやり通すとコミットしているのか。

「自信がない」という言葉は僕は嫌いです。
その言葉の後にはできない理由を並べることが多いからです。
自信はないけどやってみます。これも前向きなように見えて成果にコミットしていません。

言葉の力は自分に大きな影響を与えます。
「大丈夫、きっとうまくいく」
「やればできる」

僕はそういう言葉が大好きです。

「でも、根拠ないですよね?」と思うかもしれません。

逆に僕は思います。
「根拠のある仕事だけをしてて楽しいですか?」

ゴールを描いて、根拠がないところから手探りで試行錯誤しながら、なんとか達成していく。その過程にいろんなアイデアや工夫、人間関係がうまれると思います。それこそが仕事で自分を磨いていくということ。

お互いに信頼して役割を明確にして、どこまでコミットするのかをすり合わせて、しっかりと言ったことを達成していく相互信頼している関係をビジネスパートナーとつくっていきます。