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モノ→コト→トキの消費の流れをつかもう

パリ・サンジェルマン、バルセロナ、シティ、セルティック、アル・スナル。

今年の夏、来日した欧州サッカークラブです。

毎年、夏になると何クラブかは来日しますが、今年はすごく多いです。

サッカーファンにとっては、うれしいニュースではありますが、チケット代もやっぱり高いですね。

カードによっても違いはあるようですが、1試合平均3万7384人ということで概ね好調な動員数であったようです。

夏のイベントでいえば、各地のお祭りや花火大会もコロナ前よりも多い動員数があるようです。

コロナ禍の反動?

それもあるかもしれませんが、消費トレンドが「トキ」へと変化していることが大きいようです。

「トキ消費」とは?

「トキ消費」とは、そのとき、その場でしか味わうことができないことに価値を見出す消費のことです。不特定多数の人が集まる音楽フェスやハロウィンイベント、スポーツ観戦、観劇、お笑いイベントなどです。

「トキ消費」のトレンドはコロナ前の2017年くらいから言われていました。

「モノからコト」という変化は消費スタイルとしてすっかり浸透してきた感があります。

形のある商品の所有を前提とした「モノ消費」から、精神的な充足を得る体験を重視した「コト消費」への変化です。

そして、さらに「コト消費」は「トキ消費」へと変遷を遂げています。

では、なぜ「トキ消費」なのでしょうか?

その理由の一つと言われているのが、いわゆるSNS疲れです。

リア充や承認欲求アピールといった言葉に表れているように個人的な体験がSNSにあふれてしまい「そこでしか味わえない」再現性の低い体験である「トキ」への価値を見出すようになったのです。

「トキ消費」の3つの特徴

トキ消費には以下の3つの特徴があるとされています。

非再現性:同じ体験は二度と味わえない
参加性:参加することができるイベント
貢献性:イベントの盛り上げりに貢献していると思える自覚

参加性と貢献性を高める上で、よく見かけるのがLEDライトです。

もともとは「嵐」のコンサートだったのではないかとおもうのですが、音楽に合わせて色が変わるLEDライトをもって参加し会場全体の雰囲気づくりにも貢献できます。

最近は、野球やサッカーでもLEDライトを使った演出を用いています。

「トキ消費」を自社に取り込もう!

顧客に参加してもらい一緒に場を作りその場でしか味わえない経験をしてもらう。

外国人旅行者が戻ってきていますが、日本の文化を経験する体験型観光コンテンツが人気だそうです。

昔から陶芸とか茶道とかその手のコンテンツはありますが、最近はより本格化しているそうです。

外国人旅行者だけでなく、一緒に参加してもらう場を提供することを考えてみてはいかがでしょうか?

参考記事はこちらです。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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