「がりがり君リッチ ねっとりピーナッツ」とブランドの原風景~新商品・新サービス 探検 その47
ガリガリ君の冬用?なのか10月17日発売の「ねっとりピーナッツ味」をスーパーで見つけました(108円)。
ガリガリ君といえば、青いソーダ味が定番で他にもオレンジとかいろいろとあって、ガリガリ君図鑑というホームページありました。
さて、ガリガリ君といえばもちろん「当たりつきスティック」ですよね。
1981年の発売以来、あたりが出るかどうかのワクワク感は子供時代の記憶といってもいいくらい多くの日本人の脳裏に焼き付いているのではないかと思います。
私もガリガリ君のあのでかい口のキャラクターを見ると、夏休みに友だちと近所の駄菓子屋の前に置かれたガラス戸の冷凍ケースからガリガリ君を取っておばちゃんに50円払って家に帰りながら食べて、「アタリ」が出て大騒ぎしたことを思い出します。日本の夏休みの原風景といっても言い過ぎじゃないかも思ってます。
そんなガリガリ君ですが、今年の春に新聞の全面広告で「あたりつきやめるのをやめました」記事が掲載されました。
正直、この記事を見た時はあまりいい印象を持ちませんでした。
実際、今年の春先といえば、ようやくコロナの制限から抜けだしてきたところでしたし、「こんなの今頃主張して意味あるの?」っていうのが最初の感想でした。
同じ広告を電車ポスターでみたり、CMも放送していたので「そこまでやる価値あるのかなぁ」って不思議に思いました。
しかし、これはしっかりと反響を呼んだそうで、SNSでも大きくバズったそうです。反響を生んだという意味では成果はあったのでしょう。
でも、よく考えると「ガリガリ君」というブランドの価値を守るという意味では必要だったのかな、と今になって思います。それだけ、あの「アタリ付きスティク」にはブランドの重要な1要素ってことですよね。
そして、あのタイミングでは広告は、「当たりつきスティックのガリガリ君」はコロナにも耐えてブランドを守り切ったことの勝利宣言だったのだなと思います。
とはいえ、ホームページの会社にもありましたが「遊び心」を大事にしている企業ですから、きっと「勝利」というような肩に力の入ったものではないのでしょう。
さて、ねっとりピーナッツ味ですが、ピーナッツの甘みと氷がいい感じに融合して私は嫌いではありません。
先日、「かじるバターアイス」も食べてみましたが、こっちも美味しかったです。また、食べたいなと思ってますが、なかなか見つけられません。
また、見つけたら食べようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。