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士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第16話 学習する組織

企業組織はみんなで賢くなるのが基本的にはとてもいいことです。

社会では、学校とちがって、ほぼテストはない。

まあ、営業成績とかでお互い頑張って競争している企業組織もありますが、その前提としては、「何かをうまくやる方法」をシェアしてメンバー全員が賢くなる企業文化はとても大事です。

旧ソ連のドミトリ・ベリャーエフ博士の有名な実験があることをしりました。
警戒心の塊りのようなギンギツネの家畜化の話です。
攻撃的な個体と人懐っこい個体を区別し、後者を交配しつづけるだけで家畜化に成功したとのことです。
で家畜化されたギンギツネというのは、負の感情、攻撃性が減り(無駄なストレスが減少)、結果として、社会的知性を身に付けたといいます。社会的知性とは他への愛着や意思疎通、他個体から学ぶ力の獲得ですね。

ここで面白いのは、”人懐っこい個体の交わりで集団で賢くなる”ということ。

そこで思うのは、企業組織においては、やはり採用・初期の理念教育が大事だということ。

メンバーの基本的な姿勢が、「人懐っこいというか他人への信頼が根底にある」と、その組織の未来も明るい。
しかも楽勝で成長すると思います。
継続的に学習できる組織は働き甲斐もある。

そうでないと厳しい。

人懐こい人は作れないから探すしかない。


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