士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第112話 学ぶ経営者
士業は経営に向かない。勉強する優先順位が業務優先だから。
経営者は本を読まないといけない。
本を読まなくても人の話をきくことでもよい。
要するに教養”Bildung”が必要だ。
Bildungとは異質なものと対立し、受容し、挙句に協調し、成長していく力。
経営者は人を使って成果を出して、社会を良くする機能を果たす存在。
人は十人十色。
扱いは厄介だがもっとも大事な資産だ。
いや仕事の仲間というのは資産を超えて自分の人生そのものであるといえる。
そういえるために真の教養がいる。
士業の教養や陶冶は、無数の人の支持をうけるような経営者的な教養を前提としていないのが致命的だ。
いわば取り扱い注意の魔境な知識だ。
そこで、別途、読書をしたり、人と話して、この教養を仕入れないといけないわけだ。
徳を高める知識だ。