
【海外旅行】ここはマストで行っとけ!タンザニアのンゴロンゴロ保全地域でサファリしてきた話
タランギレ国立公園スタート
今般のアフリカ旅では、一泊二日のサファリを入れた。一発目はタンザニアのアルーシャからタランギレ国立公園へ。どんな思いで参加したかは、こちらを参照ください。サファリの選び方とか参加方法はこちら。結論、一度は行っとけタランギレ!
タランギレ→宿泊→ンゴロンゴロというコース。
マニャラ湖ほとりでテント前泊
ンゴロンゴロ行くために、テントで前泊してみた。なかなかパンチが効いていた。詳しくは以下の記事。
ンゴロンゴロ保全地域とは
タンザニア北部の自然保護地域
ンゴロンゴロ保全地域は主にアルーシャ州に属しており、州都アルーシャからは西へ180km程である。なお、北西のセレンゲティ国立公園に隣接し、西のマスワ禁猟区と隣接し、南西端にはエヤシ湖が有る。
火山性地形
ここの「ンゴロンゴロ」とは、マサイ語で「大きな穴」を意味する。その名の通り、ンゴロンゴロ地域にはンゴロンゴロ・オルモティ・エンパカーイと呼ばれる3つの火口が並び、これら活動を停止した火口も含め、9つの火山が分布する。
要は、 ライオン、ヒョウ、チーター、アフリカゾウなど多様な動物が、数百万年前の噴火でできたカルデラの内部に閉じ込められ、独自の生態系を保っているわけです。で、ユネスコの世界遺産に登録されている。

世界遺産
ンゴロンゴロ保全地域は、1979年に自然遺産として世界遺産リストに登録された。しかし、1984年に危機遺産とされた。それでも、2010年には複合遺産としての拡大登録が認められた。
うん、楽しみになってきた!マサイ発祥はンゴロンゴロらしく、近距離で仲良く暮らしていたそうな。ライオンも。なんだか身体に油をぬって、そのパフュームで、襲われなかったんだって。
なお、タンザニアにはインド人が結構住んでて、彼らが運営する会社の門番はマサイ。嘘つかず、汚職もなく、信頼できるからだそうだ。おう、出発。
当日の流れ
で、以下のような感じで進んでいきます。

集合場所
朝の5時にホテルの食堂集合とのこと。はや!テントの暗闇でやることなく、早々に眠ると決めて、10時には目をつぶる。
ふと目覚めたら3時ごろで、トイレ行きたいけど暗いからまた寝る。テントでて、見えない中行くの嫌やん。
で、次に目覚めたら5時!待ち合わせ時間や。やばいよ流石に。慌てて何もせず向かう。私の裸眼はのび太レベルなので、コンタクト入れないと見えん。で、メガネかけて行こうとしたらよく見えない。暗い。あ、これはサングラスや(度なし)。
食堂に行く。まだドライバーきてない。スタッフに聞いたら、まだだというので、「チャンス!」顔洗いに行く。「おわ!」暗闇に転ぶ。手のヒラが赤くなる。萎える、、。
顔洗って今度はコンタクト入れて、再びキッチンで待つ。5時15分にドライバーが来る。昨日一緒だったピーターが乗ってた。合流。セーフ!!
車で出発
まっ暗闇だ。ネットは通じない。道路に街灯がないから、かなり本気で真っ暗で、運転は60kmくらいだけど、なかなかに怖いね!

多分、ドライバーの目がメチャ暗闇に強いから平気なんだろう。マサイ族は暗闇でも見えるらしいからな。
ゲートに到着。門が6時に開いて、中に入ると登山ルート。今度は霧で見えない。ドライバーの目が良いのか。いや、控えめに言って見えてないやろ。怖い、、。
で、サファリの入り口付近にちょっとした宿泊施設等があり、そこで他のメンツをピックして合流。

メンツの特徴
ピーター 昨日から一緒の、多分チェコ出身で、気立がよいおじさん(若いのか!?)で、最終的に仲良くなる笑
フランス人カップル 一番ドライバーと喋っていたニキ(やたら独立を勧める)、ランチ時にはなぜか皆にジュースをゴチしてくれた
チャイニーズの女の子 多分サファリで初めてあったアジア人で、サファリの価格に敏感
ンゴロンゴロ到着!
道中はとにかく景色が素晴らしい。山からカルデラの麓に降りてく感じで、だんだんと現場に近づいていく。どうやら600m?降るらしい。9時ごろには現地へ。

車同士で連携していて、「あそこにチーターが!」とか情報をシェアしている様子。

出会った動物とか出来事

人気のチーターやライオン、ブラックライノ(サイね)を遠目に集まる人々
11時ごろには、フランス人カップルは寝ていて、チャイニーズも携帯いじってじっとしていて、ピーターだけご機嫌
ピーター大満足(タランギレも良かったけど、ンゴロンゴロが最高)
環境が多様で豊かな自然とそこに適応した動物が最高!共存共栄(新卒で勤務した阪急百貨店の大切な教え笑)
5日間サファリいく人も(大好きやな笑)
サファリの運営会社が、150台のニューカー(レクサス?)を買って、大儲けしているそうな
バッファローのケンカを見れた!迫力
レンジャーとライオン(じっとしていた)
湖のそばには、フラミンゴ、カバ、シマウマ
バッファローの上にのる鳥






ランチ

外で食べる。しばらくのんびりする。鳥が飛んでいる。飯はだいたい美味い。で、ゆっくりしてたら、遠くにいたチャイニーズの女の子に「ジャパニーズ!」と叫ばれる。どうやら出発時間のようだ。声かけてくれて気づいたありがとう!!

・・・うん、まあ確かに名前を知らないから、遠くから声をかけるならそれなんだろうけど、なんか愉快じゃないな笑。「日本人!」合ってるけどな。逆ならなんて呼ぶんだろう。あ、きっと俺なら近くまで寄ってから、「Hi!」とか言うんだろな。
なお、彼女は日本好きで、小樽に旅行するみたい。ただ、「OTARU」と発音してくれないので、最初どこかわからんくなる。「小樽」→「シャオツン」と読むみたいよ。なるほど。
再度出発
で、ランチ終わってから出発。朝早いしちょっと疲れている。さあ、アルーシャへ帰るぞ!翌日はアルーシャからダルエスサラームまでバス旅10時間コースだから、準備せな。
美術館(というか土産物屋?)へ
そして帰りはどこからどう帰るのか、例によって行程はわからん。途中で美術館みたいな所に寄る。なかなかいい感じのものもあるけど、結構高いのと、「どうやって持って帰るんや」という問題が解決できん!

で、どうやらテント村にフレンチカップルが宿泊で、他はアルーシャに帰る様子。結局、私がどこに帰るかドライバーはわかっておらず、グイグイ図々しく確認し、「お、遠いな早く帰らな」と認知させた。そして、やっぱり帰りは遅くなった笑。
感想
うむ、やっぱり多様な自然と適応した動物の共存共栄感が素晴らしいな!人間もその一部な気がした。実際、マサイの人たち発祥の地みたいだしな。圧倒的な大自然。ここはもっかい!行きたいな。あ、セレンゲティ国立公園もいいみたいよ。ちょっと遠いけどな。ぜひ楽しんでみて!
