Road To Download UK 後日談+まとめ:「ダウンロードへ行こう! Download UKトラベルガイド」
さて、無事に帰国して1週間が経ちました。今回は「Road To Download UK」シリーズ最終回ということで、後日譚とまとめを書こうと思います。今回の反省点や気づいたことを書いておくので、「Download UKに行きたい!」と思う方向けのトラベルガイドになればいいなと思います。
ではまずは後日譚から。日曜日でDownload Festival全日程が終わり、月曜日の朝に再びEMR(高速鉄道)でロンドンへ。日中はセントラルロンドンを少し散策しました。
途中、どこかで見たことがあるような建物を発見。
看板を観たら「BBC」とあります。イギリス国営放送ですね。ああ、これか!
偶然いいところを通りました。
さて、今日の目的地はこちら。
ロンドンはやや東の方、ストラトフォードにあるパブ「カートアンドホーセズ」です。ここが何かといえば「アイアンメイデン発祥の地」なんですね。一番最初はここに出るパブバンドとしてその歴史をスタートしました。
メイデンTシャツを着て行ったら南米から来たメタルファンが声をかけてくれて一緒に飲みました。メキシコとグアテマラから来たそう。メイデンがつなげる世界の輪。メイデンのファンは「Maiden Tribe」の異名をとるほど互いに仲間意識があります。「海外のメイデンファンと語り合う」という夢もこれで達成。いい旅でした。Up The Irons!
Download UKトラベルガイド
さて、ここからは旅のまとめ。旅程、旅費、反省点の3つをまとめようと思います。まずは旅程。今まで読んでくださった方には重複する部分もありますが総括ということで一つの記事にまとめてみます。
全体の概要としては6/9に日本を出て15日に帰国。6泊7日(うち機中泊1泊)の日程です。がんばればあと1日は短縮できますが、ちょっとタイトすぎるかも。いずれにせよ、7日間あれば十分ダウンロードに行けます。
下記が実際の旅程。時間は実際にかかった時間です。今回は入出国がかなりスムーズでした。各旅程を写真と共に紹介していきます。
今回の旅程まとめ
【1日目】6/9 移動日(日本→ロンドン→ミッドランド)
(日本時間)8:50 羽田発(JAL)
飛行時間15時間
(以下UK時間)15:50 ヒースロー着
15:50 ほぼ定刻に着
入国手続き:だいたい30分程度
※ヒースローは広いので手荷物受取は時間がかかるそうなので、今回は機内手荷物のみ。もし荷物を預けていたら+30分程度か。ロストバゲージがあったら手続きでさらに時間かかるかも。
16:40 地下鉄移動
ヒースローからロンドンのキングパンクラス駅へ移動
(だいたい地下鉄で1時間強)
キングパンクラスからセントパンクラスへ徒歩
(5分ぐらいの距離)
17:50 セントパンクラス駅到着
19:05 EMR乗り換え
セントパンクラスでEMR(高速鉄道)に乗り換え、EMRでビースティン駅へ
19:05発、20:45着(1時間40分)
20:45 ビースティン駅到着
21:00 宿到着
21:30 近くのスーパーに行き軽く買い出し
22:00 宿1階のパブで軽く飲んで就寝
【2日目】6/10 Download Festival Day1
7:00 起床
することがないのでTVをつけたらネットラジオが聞ける。Kerrang!ラジオがあったのでしばらく聞く
8:30 近くのスーパー内のカフェで朝食
9:00 朝食後、スーパーをぶらついたり近所を少し見て回る
11:00 バス停へ、ドニントンパークへ向かう
11:45 ドニントンパーク最寄のバス停に到着
12:15 ゲートに到着、入場リストバンドをもらう
12:30 メインアリーナ到着
あとは初日のレポの通り、会場やライブを観て回る
21:30 メインアリーナを後にする
22:10 ダウンロード最寄りのバス停に到着、バス40分
23:10 宿着、就寝
【3日目】6/11 Download Festival Day2
5:30 起床
※もっと寝ていたいのだが興奮か時差ボケかで目が覚める
9:00 近くのスーパーへ買い出し
9:40 バス停へ
10:20 会場最寄のバス停着
11:00 メインアリーナ着
あとは2日目のレポの通り、会場やライブを観て回る
21:00 メイデンライブ開演
23:00 メイデンライブ終演、帰路へ
24:00 最寄りのバス停着、バス14分発
1:00 宿着、就寝
【4日目】6/12 Download Festival Day3
7:30 起床、この日は日曜でスーパーのオープンが遅いので買いためておいた朝食を部屋で食べる
10:30 ドニントンパーク最寄の空港でPandoxのPCR検査を予約(直前予約可)、翌日22時までに結果がメールで届くコース
10:50 バス亭へ
11:30 PCR会場についたが会場が移動しており空港内を徒歩移動
11:45 検査会場に到着、検査
12:00 検査終了、歩いて会場へ向かう
12:50 メインアリーナ着
あとは3日目のレポの通り、会場やライブを観て回る
20:45 退場、混む前に帰路へ
21:15 バス停着
22:00 宿着、お土産整理、就寝
【5日目】6/13 ロンドンナイト
6:00 起床、荷物整理
7:15 チェックアウト、鍵をポストに返すだけなので楽
7:30 ビースティン駅着、ノッティンガムへ(一駅10分ぐらい)
7:50 ノッティンガム駅着、市内を軽く観光
8:50 ノッティンガムからEMRでロンドン、セントパンクラスへ
10:30 セントパンクラス着、地下鉄でピカデリーサーカスへ
12:50 ピカデリーサーカス着、ちょっと散策。ピカデリーサーカス→中華街→SOHOへ→SOHOで昼食
14:10 ストラトフォード方面へ移動
15:00 宿にチェックイン、休憩
17:30 移動、カムデンへ
18:00 カムデンロックマーケット着、カムデンからリージェントパークを抜けてピカデリーサーカス方面へ散歩、途中でBBC発見
21:00 ストラトフォードに戻り、Cart And Horsesへ
24:00 解散して宿へ、そういえばPCR検査の結果がまだ来ていないことに気づくがとりあえず就寝
【6日目】6/14 移動日
6:30 起床、PCR検査の結果が来ていない、とりあえずメールで問い合わせ
8:40 ホテル併設カフェで朝食
10:45 荷造り完了、PCR検査の結果がまだ来ないので仕方なくもう一度検査の予約を取り、チェックアウト
11:00 ヒースロー空港へ向かう
12:45 ヒースロー着、ヒースロー空港近くのPandox検査場へ向かう
13:15 検査場着、Google翻訳でなんとか筆談しながら会話し、状況を伝える
13:30 1回目の結果を受け取る、どうもやらなければならない手続き(登録)が漏れていたらしい、無事陰性
14:00 ヒースローターミナルへ戻る、最後に二階建てバスに乗れた、郊外(空港近く)ももれなく二階建てバスが走っている
14:30 ヒースローのカフェで一休み
16:30 搭乗手続き開始、手荷物を預けて出国手続き
17:30 出国手続き完了、免税店巡り
19:20 ヒースロー発
飛行時間14時間5分
→6/15(日本時間)17:25羽田着、入国は事前にアプリ登録を済ませておけばスムーズで30分ほどで完了
以上、旅程でした。
旅費まとめ
この旅程で旅費がいくらかかったか。概算しておきます。1000円以下は切り捨てか切り上げ。
飛行機チケット 0円(45000マイル)
燃油サーチャージ等 38000円(2021年7月時点で発券)
ダウンロードウィークエンドチケット 36000円(約220ポンド)
☆ダウンロードホットチケット(ゲストエリアパス) 18000円(約110ポンド)
★宿代ビースティン4泊 30000円(180ポンド)
宿代ロンドン1泊 14000円(85ポンド)
★交通費EMR 9000円(往復)
交通費地下鉄 4000円(約25ポンド)
交通費バス代 3000円(約21ポンド)
★食費と酒代 35000円(約210ポンド)
☆ダウンロードお土産 35000円(約210ポンド)
☆その他お土産 35000円(約210ポンド)
☆パスポート申請費 16000円
☆その他旅行準備(雨具など) 10000円
合計 279,000円
☆印のところは減らす余地があるところ。ダウンロードのホットチケットはなくてもよかったのと、お土産を結構買ったこと、またパスポートや雨具などはもともと持っていれば不要なので、そこを減らせば20万切ると思います。逆に、★はだいぶ安値にできたなぁと思うところ。宿はかなり安いところを見つけられたのと、食事と酒代は少なめだったと思います。宿はbooking.comでかなり探しました。それからロンドンからミッドランドまでの高速鉄道のチケットもTrainlineというアプリで早割を利用して安く済みました。
僕は飛行機がマイルで行けたのはインパクトが大きい。ちなみにチケット代を調べたらだいたい20万超です。燃油サーチャージも今は値上がりしていて倍ぐらい。だいたい8万円ぐらいになっています。ここでプラス24万円ぐらい(つまり、倍!)になるので、チケット代を節約する方法は大切。僕はJCBのJALカードSuicaを使っていて、ショッピングプレミアムというコースをつけています。100円1マイル換算。いや、もっと率がいいような…。特約店とかもあるし、Suicaでも貯まるので実際は80円とか90円で1マイル貯まりますね。マイルは三年間有効。45000マイルは100円換算で450万円なので、年150万、できれば200万ぐらいをカード決済すればイギリスまでのマイルが3年以内に貯まります。ほとんど全ての支払いをカードに寄せて、だいたい月15〜20万ぐらいの支払いが目安です。…書いてて思いましたが意外とハードルが高いな…。今回はコロナでマイルの有効期限が延長され、三年分どころか5年分貯まっていたんですよね。なので、今のタイミングだとマイル貯まっている方も多いかも。まぁ、使える方はぜひ。
今回の旅の反省点(次行くとしたらここは改善点)
バス停から遠い! 旅程見て貰えば分かりますが、毎日歩きづめだったので改善したい。
今回、地図を見直して気づいたんですがキャンパーバンの駐車場は会場に近いんですよね。キャンパーバンをレンタルしていくのが一番楽かも。キャンパーバンは3~4人ぐらい泊まれるので、これは道連れを探して共に行けるといいですね。
途中でテスコ(TESCO)によって、ちょっと補助のテントとか寝具を買ってもたぶん100ポンドもあれば足ります。けっこう安いテント用品がありました。キャンパーヴァンのレンタルは一晩で120ポンドぐらいから。3人だと一人当たり40ポンドなので宿より安い。キャンパーヴァンエリアのチケットは別に必要ですが、これが一番安くて快適かも。
あるいはキャンプですね。キャンプ用品を日本から持っていくのは非現実的だなぁと思って最初から除外していたのですが、すでに設営済みのキャンプを借りられるプランもありました。こういうのが外の宿より良いかも。時間と移動の体力を気にせず楽しめるのはベスト。やっぱり「なんとかして会場内に泊まる」方向がベストだなぁと思いました。イギリスは日本と同じ左側通行だから国際免許(日本の免許を持っていれば手続だけで取得できる)を持っていればすぐ運転できます。
あと、やっぱり英語はある程度話せないと辛いですね。Download Festivalはいろんなチケットの種類があるし、現地でのナビゲーションもけっこう複雑。そのあたりはある程度英語ができたらだいぶ楽だっただろうなぁと思います。また、現地のメタルファンとのコミュニケーションももっと楽しめたはず。英語を話したいというモチベーションが人生最大に高まっています。次はドイツのWackenに行ってみたいなぁ。
これにてDownload UK2022関連の記事は完結。お付き合いいただきありがとうございました。次はDownload Japanですね! 僕も参加予定なので、参加される方は会場でお会いしましょう。Download UK 2022のTシャツを着ていく予定です。
それでは良いミュージックライフを。
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