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9月に読んだ本 4冊


すごい朝礼 大嶋啓介

すごい朝礼は凄かった。
①整列
②黙想・イメージ訓練
③スピーチ訓練
④No.1宣言
⑤あいさつ訓練・ハイ訓練
⑥締め(本気の握手)

似たようなことは研修でやるかもしれない。しかし毎日の朝礼で習慣化され、本気で取り組むことで人はとてつもなく成長するのだろうlそれはただ単に惰性で仕事をこなす日々からの脱却を意味する。
思想的な影響で受け付けない人もいるのではないか、と思う。しかし真に強い組織へと考えるならば、これほど強烈にこなせるものはない。

・朝礼という日常に組み込まれている
・自分の言葉で話す
この2点の意義は大きい。

上司から部下への一方通行では部下の自主性は育たない。
だからこそ、部下自身が自分の言葉で話せる環境が大事なのだ。最近流行りの1on1もその流れを汲むものだろう。

この本に書かれていることは人の本質に触れていると思う。だからこそ、朝礼で人も企業も変わっていけるのだ。そう、本気の意思があれば。


メモの魔力 前田裕二

実はあまり共感できる内容はなかったのだが、メモ自体は取らないとな、と思う。思考の言語化。頭の中で思っていても言葉にできていなければ何も考えていないのと同じだ。とにかくメモをとる、思考を書き出すことで言語化能力は高めたい。


みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと 岩井俊憲

正しい間違っているのジャッジではなく解決策を考える。これ重要だな、と。人を責めても解決はしないよ、と。そうではなく建設的な議論をしよう。それが解決策の模索だ。
ここのところは重要だ。先日もミスがあった際に「人の態度」に言及する人がいたが、ミスをしたからしゅんとしとけばいいのか。ミスをした人がそれらしい意見を言うことははばかれるのか。違うと思う、大切なのは建設的な議論だ。そこの共通認識は持ちたい。

そのための問いかけとして「なぜ」ではなく「どうやって」や何のために」という未来思考でいたい。「なぜ」は相手を問い詰めてしまうのだ。  とはいえ「ナゼナゼ分析」という手法が神聖化されているので、扱いが難しいのである。


GIFTED  小野伸二

自分の知らない小野伸二がそこにいた。確かに移籍は多いし、なぜそこに、という疑問を持ったことは何度かある。その答えがここにあった。
「楽しめる環境」、これこそが小野伸二の求めるものだったのだ。だから自分の印象というか、もっと上を目指せるのに、といったギャップがあったのだ。

チームメイトへの目配り気配り心配りができる選手とはTVとかで聞いていた。その具体的詳細も記されている。そこは学ぶべきところだろう。

そして、人の縁で良いサッカー人生を送れたという。自分も人への感謝を忘れず、しっかり言葉にして人生を送りたい。


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