『GIFTED』 小野伸二
天才と呼ばれ続けた男の光と影。
こんばんは。
ネタバレありとなりますので、
これから読む予定の方はご注意下さいませ。
10人きょうだいの6番目。
男の子としては5番目だそう。
肝っ玉母ちゃんのエピソードもちらほら
入ってきまして、終盤は涙ちょちょぎれます。
この人数で。他にサッカーをやっていた家族がいないって
言うんだからこれは衝撃でしたね。想像と違う!!
みんなで切磋琢磨揉まれてきたのかと思うやん😵
幼少期から階段の一段目、二段目、
三段目に当てられるように練習していたとのこと。
誰よりも時間を費やして努力をされたようです。
はっきりとは書いていませんが、そう言う事のようです。
本気でプロにならなきゃと、決意した瞬間が、
母親の病気、手術痕をみた時。
反抗してる場合じゃない、
母親を助けなければならない!そう思ったそうです。
意外でびっくりしたのが、ちうに、ちうさんと、
マラソン大会で一位だったそう。
あのエンジェルパスを支える
確かな持久力と体力がそれを可能にさせていたようだ。
努力の天才だ。
でも小野氏は、常に楽しんでサッカーを
やってきたようなので、
努力という感覚はなかったのかもしれない。
だが、小野氏も逃げたくなるようなキツーい
トレーニングがあったようで、
そんな時に恩師が救った言葉が、
『伸二、逃げるのは簡単だよ』
なんという強力な魔法の言葉だ!!
この言葉を鵜呑みにせず、小野氏は
大成したのです。
フランスW杯での小野氏の記憶が鮮明に残っています。
18歳ワールドカップ3戦目のジャマイカ戦79分だ!
さすが79年組!!たまたま!!
ファーストタッチがパナ(また抜き)ですよ。
神すぎる。緊張を知らないのかよw
そして、出場時間は15分だった。
出場時間は後にも先にもこの15分だった。
だが、他の誰よりも記憶に残っている。
唯一無二の存在でした。
だが驚いたことに、2戦目のクロアチア戦にも出る
可能性があったという話だ!!
70分を過ぎた頃、フィジカルコーチが言う
『伸二、アップの準備をしておけ』
交代のため、緩めていたスパイクの紐を結び直した。
その瞬間だ!!
『いや、伸二、いい。戦う準備ができていない
選手は使わない』
な、な、なんと、なんという話でしょうか‼️
けれど、この件に関しては小野氏も納得していて、
このフィジカルコーチもとんでもなくすごい人で、
お世話になったひとのようです。内容は割愛。
クロアチア戦の小野伸二!!
26年の時を経て知った衝撃と妄想で、
言葉に表現できない感情に襲われた!良い方の感情だ。
読めば読むほど、小野伸二という人は、
周りを見ていて、常に気にかけている。
それはピッチでもプライベートでも常にだ。
鬼のように鬼畜な視野の広さを持っている人だ😄
是非読んでみてほしいです。
先ほど、4日前の動画をみたのですが、
数々のエンジェルパスを供給してきた伸二氏にとって
ある質問が、、、
質疑『この人からのパスは受けやすかったという人はいますか?』
回答は、中村俊輔氏でした。言わずもがなですが、
やっぱそうだよね。
次は中村俊輔氏の本も読んでみようと思います。
それではまた。