感動だけが人を動かす
今年読んだ本でNo.1の内容だった。自分の人生観、価値観に合う本だ。
「うなずき」はまさにそれを読んだ日に実感した出来事だ。
その日、社内で大きめの報告会があった。目の前に座っている方の笑顔やうなずきが自分の背中を強く押してくれたのだ。この出来事は報告会の反省とともに、所感として記録に残してある。帰宅後に本書を読むと、まさにその内容が書かれていた。
翌日、社内であらためてうなずきの重要性を説いた。このようにして、生きやすい世界をつくっていきたい。
「いま、あなたの大切な人は笑っていますか?」
感動をテーマに書かれた本書の最後は笑顔の言葉で締めくくられていた。実は自分のパーパスを考えた際、「世界を笑顔で満たす」と思い至った。まさか本の最後にこれとリンクする言葉が出てくるとは思いもしなかったので驚いた。このような素晴らしい本を書く著名な方と思いを同じにするのはとても嬉しい。
そんなわけで、うなずきの出来事と笑顔の言葉。これに大きな感動を感じ、今年No.1の本と感じた次第である。
※年内あと5冊は読むけれど。
ちなみに本書との出会いは新聞の広告から。初見で読みたいな、と思ったものの、手に取るまで半年以上の時間がかかった。それでも読むととても価値ある時間を過ごせた。やはり初見でビビッときたもの(直感を得たもの)は大事だな、と思った。
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